見かけたものと言えばクロスバイクが少々と、その他はママチャリ系やマウンテンバイク、BMX系である。
思うにオーランド周辺はリゾート地ということもあり、地元のロードレーサー達は出没しないのではないかと思う。一方でこんな暑い日差しの中では乗る気にもならないかもしれないと思ってしまう。
それにしても真冬に3日間かけてロングアイランドを一周したときにさえ2回すれ違ったのに、7日間もいて1回もすれ違わなかったというのは自分でもびっくりである。もちろんテーマパーク内にいる間にすれ違わないのは当たり前なのだが、それでも車で移動しているので移動距離はかなりのものだったはずなのだが・・・。
ただ一つ印象に残っているのは、フロリダのバスが、正面のバンパー部分に(おそらく乗車客の)自転車を3台くくりつけて走っていたことである。ニューヨークのバスではない光景がそこにはあった。
ちなみに自転車といえば、ちまたには自転車旅行をしている人が結構いるが、やはり飛行機の旅行は味気ないと思った。というか普通の人たちの旅行はみんなそんな感じだと思う。点から点への移動で大都市から他の大都市へ行って観光名所だけ見て帰ってくる。
自転車の旅と比べるとなんと魅力がないのだろうか。
まあロングアイランドくらいしか走ったことがない自分はそこまで言えた義理じゃないしぶっちゃけ飛行機の旅行をしている方が圧倒的に多いのだが、それでも自転車の旅では点の集合体なのではなく、土地と土地が線で繋がっていることがわかる。
観光名所でもなんでもないところを通りながら段々近づいていく大都市を肌で感じたり、名所に行くまでの何もない道をただひたすら走ったり、絶対観光客が来なさそうなしなびれた土地で日本の会社の看板を見つけて感動したりといったことは少なくとも今回はなかった。やはり世界的に有名なリゾート地だけあって、ここを観光すれば良い的な、全ての名所、見て回るべき先が用意されている予定調和な旅だったと思う。
何もない場所で自転車が故障したらどうしようとか、凍え死なないだろうかとか、そういった冒険感、スリル的なものはなく、ジェットコースターといった安全カゴの中で提供された人工的スリルを楽しむ感じだった。
といってもジェットコースターは面白かったし、ドキドキもした。これから行く人がいればぜひ満喫してもらいたいと思う。
ちなみにジェットコースターといえばGarmin Edge 705を持っていかなかったのを後悔している。
移動中にどこをどう走ったとかはもちろん、ジェットコースターに乗る際の心拍数の変化とか、最大心拍とか、そこらへんを普段のライド中の心拍と比べたらそれは面白いデータが取れただろうに。
ということでひたすら所感を書きまくって写真も何もない味気ないエントリになってしまったが、お次はディズニーワールドとユニバーサルオーランドリゾートの比較でも書きたいと思う。
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