フロイドベネットフィールドでのレース

今日のレースはFloyd Bennett Fieldにて九時半から開始。

さすがに観光客で賑わうセントラルパークや住宅街の中にある憩いの公園プロスペクトパークでは、早朝しか交通規制して貸し切りレースは開催できないだろうが、今日のレース会場のFloyd Bennett Fieldは旧飛行場なのでこういった貸し切りもできるのだろう。

ちなみに先週のクラッシュによる影響はまだ残っていて、知らず知らずのうちに右手首下にもアザができていた。とりあえず普通にレースはできる状態だが、まだ同じようなクラッシュをしたらダメージが酷くなると思うので気を付けなくてはいけない。




ということで出発。

天気予報を事前に確認すると、気温マイナス3度、体感気温マイナス8度。めちゃくちゃ寒い。



以前ゆっくりFloyd Bennett Fieldから走って帰ってきたときのログを見ると44分かかっていたので、移動時間は45分を見ておけば十分。

9:30開始で十分前の9:20に受付が終了するので、9:10に着くように8:25に出発。

が、しばらく走っていると道に迷ってしまった。

Android携帯を取り出してGoogle Mapを出すものの、現在地が取得できないということでGPSがうまく働かない。しょうがないからStreetの名前で探したが「おそらく今はこのあたりを走っているはずだ」という周辺を見ても見つからない。

さらにしばらく走りながらチェックしていると、やっとGPSの取得に成功。そしたら自分が的外れな場所を走っていることがわかった。

あわてて向きを変えて走り出す。

が、どんどん受付終了の9:20が迫ってくる

そしてあと6分のところでやっとFloyd Bennett Field沿いのFlatbush Avenueに到着。



思いっきりペダルを踏んで一気に南下。

レースを走れなければ意味がないので、後先考えずスプリント状態。心拍はゾーン5で飛ばしまくる。後でログを確認したら、レース中よりもこのときが一番心拍が上がっていた。

Floyd Bennett Fieldに到着したが、ついに時間は受付終了の9:20に

しかも受付はFloyd Bennett Fieldの奥の方、海岸沿いなのでFloyd Bennett Field内の受付まで着いた頃にはすでに9:24になっていた

慌てて受付に行き、「迷っちゃって・・・」と申し訳なく釈明しつつ自分のライセンスを見せると、特に何も注意されずに受付することができた。アバウトで小さいことは気にしないアメリカ人気質に感謝。



ゼッケンをジャージに付けているとスタートラインに並べというFinal Callがされる。



休む間もなくすぐにスタートラインに。



全力疾走したせいですでにかなり疲れてしまっており、ペダルを漕いでいないにも関わらず心拍はまだ145bpm。はっきり言って息が上がってる状態でスタートすることになってしまった

こうなったら、走りながら体力を回復するしかないと思い、先週と同様スローペースであれば、最初の数周のうちに回復しようと戦略を練る。

が、意外と周りのレーサーが速い。そもそも先週に参加していた人たちは見あたらないので、今回の参加者はけっこうレベルが高いのかもしれない。まあFloyd Bennett Fieldのような遠い場所まできて走るような人たちだから気合いの入ったレーサーが多いのだろう。

とりあえず一周は先頭集団についていったが、二周目の二つ目のカーブを過ぎたあたりからこっちはまだ回復していないのにどんどんペースが上がっていき、いつの間にか離されて行ってしまい、ついにはドラフティングの集団から外れてしまった

全力疾走してきたツケが回ってきたのか、それからはひたすら孤独な一人旅が続く。そもそも海岸沿いのスーパーフラットなコースなので風が強く、そんな中でひとたびドラフティング集団から外れてしまうと追いつくのは至難の業

それでも3週目あたりから体力が回復してきたので、同じく集団から遅れてきた2人を抜き、4週目で1人を抜いたものの抜き返され、最後5週目で2人を抜き、最終の直線でもう1人抜いてゴール。

といっても上から5位までがアナウンスされるので自分は何位かわからず。それでも最後の5週目に入るときに、一人旅を続ける自分一人に対して鐘を鳴らしてもらった※のは嬉しかったし、ゴール時に「Nice Race」と声をかけてもらったのも嬉しかった。

��ファイナルラップは、Bell Lapといい、その名の通り鐘が鳴らされる。競輪のジャン(打鐘)と同じようなもの。)


ゴールして集合地点に戻る。



Cat4は12周なのでまだ走っている。



ちなみにPro/1-2-3カテゴリは10:45開始なのでちょうど帰る途中でProクラスのレーサー達とすれ違った。

スタート前のコンディション調整に失敗したがそれも含めて実力のうちなので結果を真摯に受け止めて精進したいと思う。かなり疲れたし寒かったがやはりレースはいい。達成感もそれなりにあったので良しとしよう。というか明日もレースなので早く家に帰って休むことにした。




2 件のコメント :

  1. いや、レースに出る充実感わかりますよ。楽しそうですね。ただ、この気温のなかBrooklynに行くガッツはありまへん。来週も雨の予報でトホホですね。4月はCPかProspect Parkのレースに出没してみようと思います。

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  2. たしかに寒いのと朝早いのは辛いです。。。朝早いのはまあ前日早めに寝て睡眠時間を確保できれば問題ないのですが寒さはどうにも・・・。トイレも近くなります(笑)。また暖かくなったらぜひご一緒しましょう。

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