いつも通り受付完了。
体が冷えてしまうので少し慣らし運転をして開始を待つ。スタート地点ではいろんなロードバイクが見放題。
黒人のレーサーが当日受付をしていたのだが、DHバーを付けていたため「この自転車じゃレースは走れないよ」とダメ出しされていた。開始5分前だったので彼は結局走れなかったのだろう。中には、これもルール違反だろうと思われるバトンホイールも。四本のバトン型だが、UCIのルールではスポークは最小16本までのはず・・・。
レーススタート。
先週の反省から、最初は集団の後方で力を貯めようとする。が、二週目で集団のスピードが上がり、まだ後ろに集団が続いていると思ったらすでに最後方。そのままドラフティング集団から外れてしまった・・・。
今週のエントリでも触れていたが、ちょうど雨の予報が重なっていたため参加者がいつもより少なかったようで、ドラフティング集団もこれまでに比べて少なかったのである。単に集団が多いとそれだけドラフティング効果も大きい。一人で走るのとドラフティングに乗るのとでは大違いである。
さらに自分もまだまだ未熟で、先々週、先週と今週では、集団の動き方、というか集団を操っている先頭集団の動きが全然違い、戦略負けをしてしまったと思われる。今週は早めにふるい落としにかかったようで、見事はまってしまった。ちなみに彼らがプロトン(集団)を操っていると思われる地元チーム。リーダージャージを着ているのも彼らのチームの一人。
そのまま離されて一人旅。こうなるともう集団に追いつくのは不可能に近い。
それでも、一人旅と集団ドラフティングとの比較分析をする目的もあり、試合放棄せずにそのまま走り続ける。と、やはり今回は集団のふるい落としが強かったのか、先週最後までいた選手達も引き離されて落ちてくる。そのまま集団から離れてきた選手を二人抜いたが、次の周回ではすでに彼らはリタイアしたのかレースを止めて休んでいた。
とりあえず自分は離されても最後まで走ろうと頑張る。が、先にスタートしたPro/1/2/3のカテゴリレーサーの先頭集団に抜かされてしまう。その後ろにドラフティングにつこうと思ったが、速すぎてつけれない。
最後の7周目、登坂の後でPro/1/2/3カテゴリの後方集団に合流することができ、そのままついて走る。やはりドラフティングをすると全く違う。皆さんご存知の通り、ロードレースにおいては集団走行によるドラフティングの影響が大きいが、その大きさを改めて感じることができた。
ここで思ったのは、「信頼の重要さ」である。カテゴリ5で、二回走ったプロスペクトパークのレースで二回とも目の前でクラッシュが起こったためか、「こいつらまたクラッシュするんじゃないか」という不安が無意識に働いているのだと思う。クラッシュ率100%だったので当然と言えば当然だが・・・。さすがにPro/1/2/3のカテゴリレーサーの場合は安心して後ろにつくことができた。
で、そのまま上位カテゴリのドラフティングに混ざってゴール。カテゴリ5のメイン集団からは引き離されたままだった。
不本意な結果ではあったが、得るところも大きかったと思う。まだまだレースの実力は恥ずかしいレベルなので都度反省して努力を続ける必要がある。集団にいかに巧くつくかを今後の課題にしたいと思う。
といってもまた明日にはレース。リベンジできる機会がすぐ翌日にあるというのも有り難い。ランス・アームストロングの功績か、アメリカにロードレースのスポーツ文化が根付いている証拠かも知れない。
最後に、今回のレースログを載せておく。三周目~六周目までが一人旅。ドラフティングをした場合と1分以上差がでてしまっている。一方で、最後の七周目は上位カテゴリのドラフティングに途中から入ったラップだが、平均パワー、心拍数は一人旅より楽になっているのに、タイム的には一気に挽回できているのがわかる。目に見えない風のトンネルに入るのがいかに重要かを痛感させてくれる結果となった。
0 件のコメント :
コメントを投稿