ロードバイク

RIP Wouter Weylandt

グランフォンドニューヨークの参加記録を書こうと思ったら、とんでもないニュースが飛び込んで来たので、既にご存知の方もいると思うが、とりあえず自分のことよりもそちらのニュースを取り上げたい。

ちなみにグランフォンドニューヨークはグランフォンドの名の通り、イタリア発祥のグランフォンドというサイクリングツアーの一つである。一方で、グランフォンドニューヨークはUCI World Cycling Tourの一つでもあり、アマチュアレーサー向けに世界6カ国、7大会が開催され、それらの大会の上位入賞者が、最終戦となるベルギーの大会に参加することになる。

UCI World Cycling Tourのプロ版（というよりこちらがメイン）は、UCI World Tourであり、ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャ、ツアー・ダウンアンダー、ジロ・ディ・ロンバルディアなどを含むプロツアーレースシリーズである。

そして今開催されているのが三大世界自転車イベント、グランツールの一つのジロ・デ・イタリアである。

その第三ステージ、ベルギーの選手のワウテル・ウェイラント（ワイラントとも。Wouter Weylandt）選手が、Passo del Boccoのダウンヒルでクラッシュして死亡する事故があった。


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奇しくも2010年の同じジロ・デ・イタリア第3ステージで、ウェイラントはステージ優勝をしていた。下の画像は、一年前、スプリントを制したときのウェイラント。



表彰台に上がるウェイラント。



グランツールと言えば全てのロードバイクの憧れの的である。それに出場している選手の死亡事故というのはロードバイク乗りとしてやはりショックである…。なにはともあれ、ワイラント選手のご冥福を祈るばかりである。