といってもチームに入ったので今日からチーム練習があるはずだ。
通常6時集合なのでいつもの時間に出るとまだ間があり、最初の1周は普通に走ったのだが、二周目で同じチームのジャージを着たメンバーとすれ違ったので挨拶しに戻る。
といってもまだチームジャージをもらっておらず、メンバー全員を知っているわけでもないので、そのまま素通りしてしまえば向こうは気付かないのだが。
まだ顔見知りではない彼一人だけだったが、話しかけて新メンバーであることを伝えて自己紹介。
と、もう一人メンバーが来るか待っているとのことで、一緒に待たせてもらう。
待ってる間話しをし、彼はCat3のレーサーであること、Cat3に昇格するとスポンサーのRudy Projectから、ヘルメットとサングラスをもらえることなどを教えてもらう。
ちなみに日本人同士の場合、だいたい名前を聞いてすぐにスペルが(ローマ字なので)わかるが、こちらはいろんな国、言葉の名前があるので、わかりにくい。彼もニューメキシコ州出身ということで、スペイン語系の聞き慣れない名前だった。
ふと見ると、彼のロードバイクはニューヨークのロード仲間であるかめらいだーさんと同じモデル、同じカラーで、おそらくTrek Madone 6.5の2010年モデル。
そうして10分が経過し、今日は他にメンバーは来ないということでトレーニング開始。期せずしてCat3のレーサーと差しで走ることになってしまった。
といっても、今日は中くらいの強度で行くということなので、「じゃあついていくよ」といって一緒に走らせてもらう。ただ、ドラフティングしてはCat3の練習強度を知る意味がないので、並列で走る。
ペースは最初に一人で一周を走ったのとほぼ同じくらい。
速いが、ついていけないペースでもない。普段、ちょっと体調が乗らないときのペースと同じくらいだが、自分とペースが異なるので体感的強度は高く感じる。
自分の場合は下りではスピードを出すが、彼はそこまでスピードを上げない。一方で、他の部分では普段の自分よりも速いペースで走る。
特にヒルクライムでは、いつも同じパワー、ケイデンスで走ると、最後に勾配が上がるところでスピードが落ちるのだが、彼はそこで明らかにパワーを上げてぐいぐい踏んでいく。踏み込み方やダンシングを見てても、明らかにトルク型のレーサーである。
自分とは違うペース配分についていくというのはレースでも共通しているので良い練習になると思った。
彼は7年間ニューヨークでレースをしているベテランだが、シーズンによってはレースに出ないこともあること、以前はニューメキシコでマウンテンバイクに乗っていたことなど、途中で少し会話を交えつつも、基本的に集中して走る。
そんなこんなで7時を過ぎる。
プロスペクトパークやセントラルパークは、平日は朝7時を過ぎると一般自動車にレーンが開放されるので、道路を広く使うことができず、自分は仕事に行く時間なのでそこで彼とお別れして帰途に就く。
ちなみに彼は弁護士をしていて、日本企業のクライアントもいるとのこと。なんというか、ロードバイクは金がかかるスポーツだからか、結構社会的ステータスも高い人が多い気がする。
そんなこんなで正式なチーム練開始は明日になりそうだが、とりあえず今日チームメンバーの一人と走っておいてよかったと思う。
今日は中程度の強度とのことだが、高強度で一気に速度が上がるようだったらついていけるか心配である。
まあ最悪ドラフティングさせてもらえばついていくことは可能だろうが、とりあえず最初の一週間はチーム練の強度、レベルを探っていきたいと思う。
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