ということで先週末のレースに備えてチェーンをチェック。
既にチェーンが0.75%以上伸びてしまっている。
1.00%にはまだ届いていない。ちなみに0.75%~1%が交換時期、1%以上伸びていればチェーンの寿命と判断してよい。
以前のエントリで記載したことがあるが、チェーンが伸びた状態で使っていると、より高価なスプロケットやチェーンリングを駄目にしてしまうので要注意。
実はこれまでロードバイクを買い換えたり、性能目的でチェーンを交換していたため、寿命前にチェーンが変わっていたようで、チェーンの寿命が原因で交換したことはなかった。感覚的にはもうチェーン交換かという感じである。やはりロングライド中心だったころと違い、レースを始めてからは普段のトレーニングでもトルクのかかりが大きい分、減り方も早いようである。
ちなみに、チェーンが切れることは体験したことがないが、今年のレース中に、2回も、他のレーサーのチェーンが切れたことがあった。レース中に、バシィィィィィィィィィーーーーーーーンと響くあの音はまたパンクと違った独特な音である。もちろんパンクよりも重傷で自転車のスペアでもない限りそこでレース終了である。
ということで、チェーンを購入。Dura-AceのCN-7901。
元々Trek Madone 6.9 Proを購入したときについていたCN-7900はクイックリンクになっており、チェーンを簡単に外せるようになっていたのだが、クイックリンク部分がスプロケット通過時にカチッと音が出ており※、新品のCN-7900に変えたことがある。そのとき既にクイックリンクではなかったので、同じCN-7900でもマイナーバージョンアップしたものなのかもしれない。CN-7901もクイックリンク無し。
※ちなみにロードバイクに乗っていて何か異音や異変があるときは、その規則性でどこが原因かわかる。ペダルを漕いでいるときにだけ起こるのであれば駆動系が問題であり、ノーマルクランクのアウター(53t)でペダル約2回転ごとに起こるのであれば、チェーンは53tの2倍強の歯数分あるのでチェーンの1箇所が原因である。同じように、クランク1回転ごとに起こるのであればクランクの問題、ギア比に従って後輪スプロケット1回転ごとに起こるのであればスプロケットが原因であることがわかる。
新品のチェーンはコマ数が多いのでまずはチェーンカッターでコマ数を揃える。ちなみにこうして並べてみるとどこでコマを切ればいいか視覚的にすぐわかる。(交換することもあって前のチェーンを掃除してないので真っ黒)
ということでコマ数を揃えたのがこちら。ちなみに自分はコマのリンク部分(○の部分)の数がちょうど人間の煩悩と同じ108個にしている(意味無し)。
せっかくの機会なのでチェーン装着中は手が届きにくいフロントディレイラーの裏側を綺麗に拭く。
プーリーも綺麗に。一昨年の1月に走った480kmの雪中ライドでプーリーが凍って大変な目にあったので、それ以来プーリーには愛着が沸いている。
そして新チェーンを装着。
リンクピンを切り取って完了。
これで翌日のレースに臨むことになったわけである。
新しいチェーンに変えると体感で分かるくらいスムーズに走って驚きます。
返信削除やはり徐々に劣化していく消耗品なんだなぁと実感しますね。
そうなんですよね。逆に新品であることが原因でスムーズになる分、違うチェーンに変えたとしても純粋にチェーンの違いで性能が上がったのか分かりづらいのが辛いところです。
返信削除自分もそろそろチェーン交換しようかと考えています。
返信削除チェーンの伸びを図る機械がないので目星でしかないのですが。。
あとクランクの歯が欠けているのも気になっているんですよね~。
それにしても、ちょっとチェーン汚すぎw
マウンテンバイクかと思いました。
チェーンチェッカーはあったほうが便利ですよ。かさばるものでもないし、目測で0.75%~1.00%の間を判断するのは難しいですし。それよりもクランクの歯の方が大問題な感じですが。
返信削除ちなみに粘着性の高いウェットルーブを使ってるので一回トレーニングから帰ってくると真っ黒になります。(ニューヨークの道が汚れてるだけかもしれませんが(笑))