これまで一緒に走ったことはまだ2回しかないが、苦楽を共にしてペダルを回した時間は何万回の言葉を交わすよりも濃密であったと思う。
ニューヨークには日本人も多いため、単なる日本人の知り合いであればいくらでも作ることができる。が、同じ趣味、嗜好を共有し戦友となれる人は掛け替えのない貴重なものである。
さらに日本人ロードバイク乗りのうち、自分と同じ実力の方に出会えることは少ない。が、彼はその中でも丁度良い僅差で競い会える好敵手であったと思う。ちなみにまだブログにエントリしていないが、グランフォンドニューヨークのクライムのうち、その一つはたった5秒差であった。
新たな出会いがあれば別れもあるのは人生の常だが、この空の下にいる限りまたどこかで再会することもできる。
ロードバイクという趣味を通じて、素晴らしい出会いの一つ一つを大切にしていければと感じずにはいられない。
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