ホイールに対する審美性追求と性能追求の葛藤の果て…

先日の振れ取りのエントリですでに気付いた方もいるかもしれない…。

以前にBontragerのAeolusホイールの特集をしたことがあるが、そのときに書いたとおり、巷に出回るホイールのほぼ全てが黒ベース。しかも大半が、ブラック地にホワイトまたはレッドというカラーリングである。

Campagnolo、Fast Forward、Easton、SRAM、ZIPP、American Classic、Pro-Lite、Shimano、SRAM…、黒ベースに白または赤のカラーリングのホイールは挙げたらきりがない。



そもそもロードバイクのフレーム自体、ブラック&レッド基調のカラーリングが多いため、その点ではフレームにあったカラーコーディネートになるのだが、いかんせん、自分のロードバイクはホワイトベース(木馬ではない)にブルーのカラーリングである。



ということでホワイトスポークのホイールを探したのだが、BontragerのAeolusとSpinergyくらいである。(※そもそもSpinergyでは、スポークカラーを黒、白、赤、黄、青、ピンク、グリーン、オレンジから選べる



AeolusのスポークはDT SwissのAeroliteを使っているので、Aeroliteのホワイトバージョンを買って手組みすれば自由なリムの組み合わせにホワイトスポークも実現できるのだが、ホイールは既にクライム用、平地用、オールラウンド(複合コース)用に揃っており、コンセプトが被るホイールを、ホワイトスポークのためにもう一組み用意するのも無駄である。



それに手組みでReynolds Thirty Twoの1066グラムを下回らせるのも難しい上、ヒルクライム用に1100グラム以下の完組みホイールセットを探した場合、ホワイトスポークのものは皆無となる。

いくらカラーリングにもこだわるといっても、やはりロードバイクは速く走るための競技用自転車であり、走行性能を犠牲にしてまでカラーに執着するのも本末転倒である。

ということで、「カラーを気にせず好きなホイールを選びたい」という欲望と、「足回りのホイールを好きなカラーにしたい」という欲望とがせめぎ合った結果、ある一つの結論に達した…。

スポークを塗装しちまおう、と…。


2 件のコメント :

  1. スポークの色が違うだけで、印象がグッと変わりますね。
    私も青好きで、できるだけ赤を排除して白×黒×青にしたいので気持ちわかります。
    ロードバイクの製品は赤が多く、青で揃えるのは苦労しますよね。
    今度、愛車の画像をアップします。

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  2. 初心者ロードレーサー2012年6月20日 1:27

    たかがスポーク、されどスポークですよね。細いパーツですが走ってる最中は残像もでるので白が映えますし。
    私と同じく白・青派とは心強い限りです。ぜひ愛車の画像をご紹介させてください(^^)

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