アンディ・シュレクのツール・ド・フランス不出場

欧米のスポーツニュースでアンディ・シュレクのツール・ド・フランス不出場がヘッドラインを飾った。

 Andy Schleck pulls out of Tour de France

こちらはレディオシャック・ニッサン・トレックの公式サイトより。

Andy Scheck with sacral fracture out for Tour de France

クリテリウム・デュ・ドーフィネでの個人タイムトライアルの落車による仙骨骨折が直接の原因で、同レースでは第6ステージで途中リタイア。治療に4~6週間かかるためツール・ド・フランスの参加を見送るとの発表があった。



個人タイムトライアルの比重が高い2012年のツール・ド・フランスでは不利とされていたが、2010年総合優勝※、2011年2位という実績を鑑みれば、名実共に紛れもない優勝候補の1人であり、その衝撃は計り知れない。(※コンタドールのドーピング認定の結果繰り上がり)

というか、ファビアン・カンチェラーラのパリ~ルーべ不出場、アンディ・シュレクのツール・ド・フランス不出場と、レディオシャック・ニッサン・トレックは運に見放されているとしか思えない。優勝云々以前に、プロチームとして看板選手が出場できないという時点でチーム経営への打撃は大きいだろう。

アンディ・シュレクもコンタドールもいないツール。

残念な知らせであると同時に、新たなツールの歴史の幕開けの予感を感じたりしないでもない。


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