第6ステージでも優勝、すでに3区間で勝利を重ね、ポイントでは4位のカヴェンディッシュに80ポイントの大差をつけて一位を独走中である。
そのサガンが使うロードバイク。Cannondaleのターミネーター(Terminator)ならぬ、Tourminator。
が、例年通り総合優勝争いはまた別世界。
総合優勝においてはサガンはまだ泳がされている状態であろう。
実際、現在総合トップのカンチェラーラはマイヨ・ジョーヌを着続けているし、ウィギンスとの差の7秒、エヴァンスとの差の17秒は、プロローグのタイムトライアルのときから1秒たりとも変動していない。
つまり総合優勝争いはほとんど動きなし。
そもそも総合優勝に影響を与えるようなアタック等々がレース中にあれば徹底的にマークされ潰されるであろう。
逆にいえば、総合優勝を狙っている選手にとっては、タイム差に響かない限り、個々のステージではサガンが勝とうがカヴェンディッシュが勝とうがどーでもいい状況であろう。
一方でカヴェンディッシュのようなスプリントでポイント獲ってなんぼの選手は個々のステージで戦っている。
こういういろんな思惑が交錯してレースが作られるのがロードレースの面白みの1つなのであろう。
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