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イギリスのオリンピック用ロードバイク

チーム・スカイ（Sky Cycling Team）のロードバイクといえばご存知の通りピナレロである。



こちらにツール・ド・フランスで使われたピナレロのロードバイクの写真が特集されている。カヴェンディッシュの世界チャンピオンマーク入りのピナレロやら、ウィギンスとフルーメが使ったOsymetricの楕円チェーンリングを装備したピナレロまであるので詳しくはリンク先をご参照いただきたい。

　　Tour tech 2012 revisited: The Team Sky bikes that won the Tour de France

なお、レキップ誌によると、ピナレロのロードバイクを使っているチーム・スカイは来期からスペシャライズドにするということである。（ちなみにレキップ誌はツール・ド・フランスの主催企業であるASO（アモリ・スポル・オルガニザシオン）の発行するスポーツ誌）

だが今回注目したいのはこちら。

ウィギンスがツール総合優勝を果たしたあと、イギリスに戻って地元はランカシャーのエクルストンでゆっくりと馴染みの故郷をライドする。



こ、この真っ黒なロードバイクは…。

形からして明らかにピナレロのドグマ2でもドグマ65.1でもない。



実はオリンピック参加国中、イギリスとドイツの二ヶ国のみ、市販のロードバイクではなく自国で開発したロードバイクを使うのである。

ロゴやテキストすら入っていないロードバイクはある種謎のベールに包まれた感じで明日のオリンピックのロードレースが楽しみである。