ホテルのスタッフに、マグネットといったお土産を売ってる場所はどこにあるのかと聞いてみる。
が、スタッフ同士見合わせて「…、うーん、どこにあるんだろう…」という状態。
どうやらこの町は観光地ではないらしい。
「ただ、公民館のある施設なら、いわゆる町立歴史博物館のようなものもあるから、お土産ももしかしたら売ってるかも」と教えてもらう。
その施設はどこにあるんだと聞いて行ってみると、なんと昨日のレースのスタート地点であった。
けっこう時間をかけて中心街を探していたのになんというか肩透かしというか灯台下暗し。
ということで早速公民館施設に行ってみると、博物館のようになっていていろんな展示がされている。

こちらはノースアダムスの消防員の制服。

2階に上るとさらに洒落た作りになっていて、3階と吹き抜けになっているスペースでミニチュアトレインが走っている。




鉄道マニアが見たら喜びそうな光景で、行き先の掲示板が変わりながら電車が走る。


そしてグレイロック山の模型もある。

そして3階に行くと目に入ってきたのは日章旗。

戦時中、この地方都市と日本でも交流があったらしい。

また、NASAとも関わりがあるようで、月面着陸で使われた部品の一部をここで作っていたとのこと。

第二次世界大戦の日本から宇宙まで、意外と幅広い歴史を持っているのであった。

隣の建物には今朝のサイクリング時に見かけた「Gateway to Greylock」の展示館。

2階建ての展示館は全てがグレイロック山について。


山頂のパノラマビューも体験できたりする。が、昨日上って実物を見てきたばかりなのでさしたる感動もなし。

さらに別の建物もノースアダムスの歴史展示館になっている。


今回宿泊したHoliday Innは、昔はRichmond Hotelという名前だったらしい。

今朝サイクリングで撮った鉄橋。

かつては炭鉱の町として栄えていたらしい。



写真で比べる、昔と今のノースアダムス。

そして自然災害でこんな被害も受けたらしい。まさしく先日のサンディのようである…。


冬は白銀の世界に染まる。

ちなみにこれら全ての展示館は無料。
せっかくなのでマグネットやTシャツをお土産に買ったり、ドネーションで動くミニチュアレールに寄付したりしたが、これで少しは運営に貢献できれば幸いである。
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