フランク・シュレクのドーピング疑惑に対する判断と処分

自転車業界を揺るがしたランス・アームストロングの大ニュースの一方で、昨年のツール・ド・フランスの途中でレースから去ったフランク・シュレクに対する禁止薬物検出の処分がルクセンブルク・アンチ・ドーピング機関より発表された。

「故意ではない摂取ではあったが、1年間の出場停止処分」

利尿剤のキシパミド(Xipamide)をパフォーマンス向上を意図して摂取したものではないが、2012年7月14日から1年間は出場停止ということである。

ということは、この処分が確定すれば、今年の6月29日に開幕する2013年ツール・ド・フランスには出場できなくなる

フランク・シュレクは、ドーパーという烙印が押されなかったことは、自分自身や家族、関係者の名誉を守るためにも重要なことだったが、故意ではないと認められたのに1年間の出場停止処分というのは厳しすぎるとコメントしている。

もちろん、ああいうニュースがあった以上、自転車競技界全体がかなり敏感になっていることも関係しているのであろう。

Frank Schleck Given One-Year Doping Ban


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