ホワイトフェイスヒルクライム大会2013:カセットスペーサー

自動車で試走した山を下山。



オリンピックのスキーセンターへ。



前回もご紹介したが、Lake Placidは冬季オリンピックが2回開かれたオリンピックの街である。

スキーセンターで登録を完了。

Mirror Lake湖畔にあるホテルへ。

チームメイトは昨年のホテルに泊まるが、自分は前回泊まったホテルの隣にある別のホテルへ。



今回は家族と一緒ではないので節制をして安いホテルを選んだ。


いきなりドライヤーに誰かの毛がついていたり、



バスルームも普通の作りの壁に浴槽を取り付けたような仮設バスルーム的な作り。





1人なのにダブルベッドだが、そのうち一つにはシーツに染みがついていたりと、がまんがまんの男1人ならではのホテル。



エレベーターのボタンも古さが目立つ。



少し休んで前日ライドをしようと再度集合した。



そういえば、去年はちょうどレースの前日にシフターがぶっ壊れて大変だったなぁと思いながら湖畔を走りだす。



と、カランコロンカランコロンと後輪から異音がする…

なんだろうと思い、走りながらいまっちさんの前に出て音の正体を見てもらう。

さらに止まって確認すると、カセットスプロケットがゆるんでいることが判明

といっても、自分はスプロケを締めるときはいつもトルクレンチで指定トルクの40nmまで締めているので締め漏れということもあるまい…。

そういえば前にもこんなことがあったぞと思う。

またスペーサーの問題だったか…。


もちろんスペーサーなど持って来ていないので、Lake Placidの街で見かけたサイクルショップに飛び込んで、「Shimanoの10S用のカセットがないか」と聞く。

と、工具箱の中をガサガサ探して、(それなりに汚れもついていたのでおそらくどこかで使って余ったやつを)見つけ出してくれた。

お金を払おうと値段を聞くと、「タダでいいよ」と言われる。

それはさすがに悪いし、レースを明日に控えた緊急のときに助かったのでチップも含めて10ドルくらい渡そうと思ったが財布の中には1ドル2枚とそれ以外は50ドル札…。

「いいから持ってけ」と言われ、さすがに50ドルは多すぎて受け取ってもらえないだろうし、かといってお釣りをもらうのも無粋なので、今細かいのがこれしかないがチップだからといって2ドル渡す。



そうこうして手に入れたのがこちら。



このリアホイールは12-30tのスプロケをつけたときからスプロケをいじってないので思えばKOMを獲ったグランフォンドガンクスのときもゆるんだまま走ってたのか…。

ということは、これはチェーンやスプロケが痛むだけで、速度にはあまり関係ないということか…。

などと考えながらスペーサーを入れてライドしなおすと、はたして異音は消えていた。



ロードバイクってこんなに静かに走るもんだったんだなぁとしみじみと思ったのであった。


0 件のコメント :

コメントを投稿