考察

プロの減量方法に見る、プロとアマとの決定的な差

今回走るワチュセットマウンテンレース。

最短記録のレコードホルダーはアメリカのUCIコンチネンタルチームに所属する現役のプロレーサー。

彼はマウントワシントンという最も過酷なヒルクライムレースでも2連覇をしており、ヒルクライムとタイムトライアルを得意としている。

そんなプロによるトレーニングの詳細が紹介されていたので参考にしないわけにはいかない。

その中でも気になったのは減量について語られている部分。

ちゃんと普通に気をつけるべきことに気をつけていれば減量なんて簡単だという。


彼曰く、

「まずは食事について・・・」

ふむふむ・・・。

「早朝トレーニングの前に朝食を摂り・・・」

ふむふむ・・・。

「ライドのあとにサウナに入り・・・」

まあこれはシャワーで代用だな・・・。

「夕食は控えめに」

うんうん。これも認識と合っている。

「あとはちゃんとトレーニングをしていれば簡単に痩せることができる」

なるほどなるほど。


「1週間に20時間走って」

20時間か・・・。

平日2時間としても土日に10時間走るのはライドライフバランスを考えるときつそうだなぁ。


「10時間以上睡眠をとってれば減量なんて考えなくても自然と痩せていく」

ふんふん、10時間以上睡眠を・・・。


て・・・、



じゅっ・・・、



10時間？！？！



そういえば以前どこかで読んだことがある。

プロとアマチュアとの決定的な差は休養に充てられる時間の違いだと。

以前にもご紹介したことがあるが、カーマイケルの著書でも、8時間～10時間の睡眠が必要（「You can expect to need at least 8 - but often 10 - hours of sleep a night while you're in training.」）と記載されている。

そして夜に睡眠時間が確保できない場合は、3時間くらい昼寝すればいいとも・・・。

普通に働いている人たちにとって、平日に昼寝の時間を3時間確保することなど不可能であろう。

多く睡眠をとれれば回復サイクルを早めることができ、それはすなわちトレーニング強度や頻度を上げることができるということである。

10時間睡眠をする場合は朝7時に起きるとすると夜9時には就寝か・・・。

とりあえず夜11時にこれを書いてる時点で失格なわけで・・・。

まずは8時間睡眠を目指して頑張ろう・・・。