Trek ÉmondaとDi2のケーブル断線

ロードバイクが到着。



GIANTの箱で届いたが、中身はちゃんとTrekのÉmonda。



そう、購入したのはTrekのÉmonda。



SLRはモデルがいろいろあるが、最上位のSLR 10ではなくSLR 9。

SLR 10は完成車重量が5kgを切り、ステム一体型のハンドルバーにパッドなしのオールカーボンサドル、コンポはSRAM REDと軽量化を突き詰めているのだが、SLR 9は電動Dura-Aceの9070系を装備した、より「現実的な」モデルとなっている。



今回の購入の第一目的でもあった「壊れたフレームの買い替え」という点では、SLR 10もSLR 9も同じフレームなのでフレームでいえばTrek Émondaのフラッグシップモデルとなる。

中古とはいえちゃんと梱包してくれている感がある。

Di2の内蔵バッテリーはシートポストに入っている。



ひとつひとつはずしていく。



完成車買いなのでホイールも。



タイヤやスプロケットもついている。



普通、ロードバイクの完成車買いというとペダルはついてこないのだが、ペダルもつけてくれている。しかも自分がつかっているTIMEのペダルだが、いかんせん、すでにペダルは何種類もあるので不要。



さすがにサイコンまではついていないが、Garminのサイコンマウントはついたまま。



さらにケイデンスセンサー用のマグネットや、Trekのフレームに内蔵できるスピード/ケイデンスセンサーであるDuoTrapまでついたままなので、「これを売った人はそもそも自転車の趣味を辞めるつもりで売ったのでは」と思えてくる。

クランク部分。緩衝材とテープでぐるぐる巻きにしてくれている。



引き続きシートポストやフォークと梱包を剥いでいく。



リアディレイラーはセンシティブな部分だけあって梱包もしっかりしてくれている。



一通り梱包を剥がすと、なんとケーブルにまで黒いテープで保護してくれている。



ケーブルまでしっかり保護してくれてるなんて親切だなぁと思って剥がしていく。

と・・・。

なんか剥がれすぎる気がする・・・。


そして中から出てきたのは剥き出しになった電線。



ま、まさかと思いつつ、ハンドルやケーブルを一通りセットしてDi2の動作を試してみる・・・。

フロントディレイラーは動くが、リアディレイラーは動かない・・・。

なんと、「LIKE NEW」(新品同様)として売られていたのが、実際には断線していたのである。

しかもご丁寧に修復しようとしたのか隠そうとしたのか、テープで覆うことまでしているので、間違いなく運搬時のものではなく、出品者はケーブル断線を知っていながら「新品同様」として出品していたことになる。

まあDi2用のケーブルを交換すればいいので、出品者にはクレームを入れつつ一方で交換のケーブルを用意しようとする・・・。

が・・・。

内装ケーブルとなっているため、ケーブルの交換にはボトムブラケットを外してやって作業する必要がある。

そしてTrekはBB90プレスフィット(圧入式)のため、専用のツールがないと圧入BBの付け外しができない。




まあそれならそれでDi2ケーブルとBB90用の工具を買って付け替えればいいのだが、そんな面倒くさいことしなくても電線なんだから簡単に修復できるはず。

要は音が出にくくなったイヤフォンを直すのと同じことである。

ということでDIY精神よろしく修理に乗り出すのであった。



2 件のコメント :

  1. 初心者ロードレーサーさんもついに真っ黒フレームになってしまったか・・・。
    自分も次にフレームを買うとしたら地味系になりそう。
    今は灰色カラーリングのオルベア気に入ってるんで少なくとも今シーズンはこのままかな。

    新卒で就職活動してましたがやっと内定がもらえました。10月から東京で働き始めます。
    こっちほど自由に走れなさそうで不安です。
    しかも平坦があまりなさそう・・。

    返信削除
    返信
    1. 本当は青い空、白い雲のような爽快なホワイト&ブルーがいいんですけどね。真っ黒や赤はあまりにもメジャーすぎて人とカラーリングが被ることも多いので・・・。

      内定おめでとうございます。これから長い長い会社生活の始まりですね。東京は川沿いのサイクリングロードなら平坦なはずですよ(速度制限とかありそうなので走りにくそうですが)。逆に峠に行きたいとけっこう中心部から離れないといけないイメージがあるんでヒルクライムのトレーニングがやりにくそうな印象を持ってます。

      削除