横断歩道で信号待ちをしていたとき、
バカンッという大きい音。
一瞬何が起こったのかわからず、地面を見るとガラスやプラスチックのようなものが道路に散乱している。
そのときさっと赤信号を無視して走り去るメッセンジャーらしき自転車乗り。
それを追うように、が、赤信号のためキキーッと急ブレーキをかけて停止する車。
その瞬間理解した。
車の左サイドミラーがぶっ壊れている・・・。
そう、自転車乗りが左サイドミラーに衝突、サイドミラーを壊しつつもそのまま走り去ったのである。
信号が青になったらすごい音を立ててエンジンフルスロットルで車が追いかける。
が、自転車乗りは一方通行の道へ逆走して入り※、車はさすがにそこには入れず次の通りを曲がって追っていった。(※マンハッタンは左折渋滞(日本でいう右折渋滞のこと)を避けるため、大半の通りが一方通行になっている)
おそらく自転車乗りはそのまま逃げおおせてしまったであろう。
故意なら最低を通り越して最悪だが、故意でなかったとしてもそのまま逃げ去るのはもちろん最低の行為。さらにいうならそもそもミラーを壊すほどの自転車運転技術の低さもNG。
あと5秒、青になるのが早かったら自動車が追いついていた可能性が高い。
ただ、追いついていたとしても、自転車は良くも悪くも小回りが効くので、自動車を停めて降りる間に逃げられてしまうだろう。
となると追いついた自動車にとっての選択肢としてはそのまま車体をぶつけて自転車を転ばせるしかあるまい。
と考えていくと、今回の件、一歩間違えば以前の大惨事と同じようなことになっていたかもしれない。
というか、そもそも例の大惨事もこのようにして起こったのだろう。
ただ1つ言えることは、今回の件で逃げおおせた自転車乗りはまた同じようなマナーの悪い走りを続けて迷惑を撒き散らすだろうし、確実に1人、自転車乗りに憎しみを持つ人間を生み出してしまったということであろう。
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