2016年第1戦:アラムチータイムトライアル



朝4時過ぎに起きる予定が、子どもの夜泣きで4時前起床。

しょうがないのでそのまま準備を始めて出発。

ジョージワシントンブリッジのマンハッタン側でTさんをピックアップしてI-80(州間高速道路80号)をひたすら西進。

しばらくは暗い中を走っていたが、会場に近づくにつれて空が白んでくる。

1時間弱の運転を終えてレース会場の駐車場に到着。

早く着きすぎて、まだ出走の2時間前。

そして寒い。

レース会場のAllamuchy Townshipは、ニュージャージーを縦に走っているハドソンバレーに対し、盆地のような地形にあたる場所で、体感温度はかなり寒い。




しばらく車の中で待機。

朝7時を過ぎて受付が始まり出したのでゼッケンを受け取る。

が、なんと自分は競技者ライセンスを更新されていないと言われる。

今はオンラインで即更新が可能なので、その場で更新しようと思ったが、なんとAllamuchyは田舎すぎてデータ通信が入らない・・・。

しょうがないので10ドル払ってOne-Day Licenseを買う。

今回はコースの試走も兼ねて実走でウォームアップすることに。

ロードバイクをセットアップしてTさんと一緒に出発。

ちなみにロードバイクで実走するのは今年に入ってから初めて。久々の感覚に戸惑いながらも、毎朝晩のブロンプトン通勤の感覚に合わせていく。


けっこう飛ばすなぁと思いながらTさんについていきウォームアップ完了。

あんなに寒かったのにウォームアップを終えると寒さも和らぐ。

スタート地点でジャケットを脱ぐが、風はまだ冷たく、アームウォーマーとレッグウォーマー、ネックウォーマー、グローブは付けたまま走ることにする。

Tさんの1分後に自分がスタート。

30秒ごとのスタートなので間にはもう1人いる。

その自分の前の人は、なんとエアロロードのTrek Madone 9。



フレーム内蔵のセンタープル式ブレーキが戦闘的だ。

さらにエアロロードならではの刃物のような細いフレーム形状とこの人の体型も対照的だ。

ただ平地TTに場合絶対出力が効くからか、自分よりよっぽど速かったりするので要注意。

ちなみにこちらはフレームはクライム用のEmondaだが、ホイールはZIPP 808を履いているので負けてはいられない。

そして自分の番がスタート。

まずは加速して40km/h台に乗せていく。



スタート後は追い風もあってがんがん飛ばしていく。

一昨年は曲がる箇所を間違えた最初のコーナーを処理。




毎年の目印になっている星の家(と勝手に命名している)を通り越し、




復路で右折するコーナーを直進。




途中1分前に出たTさんとすれ違う。が、差はよくわからない・・・。




ペースを保ちながら折り返し地点に来てターン。




復路に入った途端に向かい風でペースが一気に落ちる。280Wで回しても36km/hがやっと。




ちらっちらっと、遙か遠くに前走者が見えてくる。




前走者が通過したポイントと、自分がそこを通過するまでの差を見ると20秒ほどで、少しずつ縮まっている感じ。

できればこのまま追いつき、追い抜きたいと思いながら右コーナーからのシケインを抜ける。




向かい風の中を少しでも空気抵抗を減らそうと、ロードバイクながらもできるだけエアロポジションを取るために、ハンドルバー中央に手首を乗せて走って前方投影面積を小さくする。




サイロが目印の左コーナーを抜けると直線。




この障害物がない区間でまたエアロポジションを長く取ろうと思うが、路面が悪く、危なっかしくて維持できない。



最後の左コーナーを抜けるとあとはひたすら走るだけ。



残り1マイル。



カメラマンの前でエアロポジションをとって、頑張ってますアピール。



これまた目印になっている3本サイロを越える。



最後の下りで加速したらあとは苦しむだけ。



スタートラインに並ぶ人々を横目に最後の忍耐。ちなみに前走者とは結局30秒差を13秒差まで縮めたものの追いつけず。



去年、一昨年と違ってフィニッシュラインが少し奥に設定されており、少し上り勾配になった箇所を越えるとフィニッシュ。



フィニッシュ後、Tさんと駐車場へ戻る。



長閑な朝の風景が気持ちいい。



駐車場に到着。



ちなみに彼は時差ボケが残る体調不良中にも関わらず自分より17秒も速く完敗。

一方、去年数秒差で負けた3人には土をつけることができたので、週末の実走を全くしてない身としては及第点かもしれない。

なにはともあれ明日もレース。

2連戦後半に備えて家でゆっくりしつつ、クリブを乗り越えて脱獄しようとする息子相手に午後を過ごしたのだった。




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