2016年第2戦:サンディフックタイムトライアルの打ち上げは揚げオレオで



アラムチーの翌日、今朝も今朝とて4時半起床。

今回はいまっちさんの車で向かうのでピックアップしてもらい、途中マンハッタンでTさんも合流していざ南へ。

昨日と違いウォームアップ用のローラーも積んで準備万端。


海岸線の会場に到着。




サンディフックは海岸線沿いを一直線に走り、折り返して一直線に帰ってくるという、ある意味誤魔化しの効かないコース。




ローラーをセットアップしてウォームアップ開始。

が、昨日のタイムトライアルの影響なのか、ギアは軽くしてるのにペダルがすごく重く脚が回らない・・・。

「こりゃやばい、かなり疲れてる・・・」

と思ったら、なんとトレーナー用ホイールのチューブがパンクしていた。

こりゃ重いはずだと気を取り直して、ベコベコ音を立てながら回るホイールでなんとかウォームアップ。

体も温まってきて、レースまであと30分を切ったというところで、Tさんが一言、

「ZIPP 808の前輪、めっちゃ空気抜けてますよ」

と言われて見てみると、確かにベコベコ。

最近物忘れがひどく、一昨日食べた昼飯も思い出せないくらいなので、空気入れ忘れたのかなぁと思ってもう一度入れてみる。

再度しばらくトレーナーで回してみると、やはり空気が抜けていっている。

レース前に2つのパンクに直面するとは・・・。

昨日のアラムチーでは問題なかったので、その後駐車場に戻るまでの間にパンクしたのか、実はタイムトライアル中にパンクしていて最後の方は空気が抜けていたのかはわからないがこれは痛い・・・。

と思っていたら、なんといまっちさんが練習用ホイールを持ってきていてくれた。

不幸中の幸いは、パンクしたのがフロントホイールだったのでいまっちさんが持って来たトレーニング用ホイールをそのまま借りることができたこと。これがパンクがリアタイヤだったら自分だけ11速なので借りることができなかった。

さらにトレーニング用ホイールと言っても、リムは中華カーボンだが、信頼のいまっち印の手組みでハブはDura-Ace。そしていまっちさんは数年前にこのホイールを履いてホワイトフェイスヒルクライムレースの表彰台に上がったくらいなので戦闘力は申し分無し。

ということで急遽出走10分前にフロントを交換、そのまま本番へ突入。


今回は2分前にTさんが出走し、1分後にいまっちさんが出走。

自分の30秒前に出走する相手から、「抜かないでね」と言われるが、これは逆に抜いてくれというフリに違いないということで気合が入る。

聞けばサンディフックを走るのは今回が初めてということで負けるわけにはいかない。

自分の番が近づき、アクションカムのスイッチをオン!・・・が、電源がつかない

なんと昨日のタイムトライアルから帰ってきたあとに充電していたのだが、USBハブの電源供給が他のデバイスにいっていたからかうまく充電できていなかったようで電池切れ。

がちょーん、と思っているとスタート。

ということで写真は一切ない悲しいブログになってしまったが、今回のテーマは体の使い方。

筋肉や骨、関節といった自分自身の体との対話をしながら走る。

途中疲れる場面では使う筋肉を変える。

内側広筋優位にしたり、大臀筋優位にしたり、大腿二頭筋優位にしたり。

内転筋はどうだろう・・・。

外側広筋は・・・。

そうこうしているうちに前走者が見えてきた。

こうなると俄然気合が入り、差を詰めて抜き去る・・・。

抜き去る・・・、つもりが前半で飛ばしすぎたため抜き去れない。

折り返し地点でUターンしているとなんとすぐ後ろにつけられている。

前半で出しすぎたこともあり、後半は耐え難きをひたすら耐える時間。

ふと気を抜くといつの間にか出力が下がっていたりするので、パワーメーターの値を見ながらペースメーキング。

筋肉も肺も悲鳴を上げる中、それでもやや追い風の恩恵もあって走りきる。

ゴール後、抜かした前走者のライアンとクールダウンしながら自己紹介。



自分は280W強だったが、彼は320Wくらい出したということで、平坦だけどパワーウェイトレシオの違いが出たんだろうなどと話す。

駐車場に戻り、先に戻っていたいまっちさんとTさんに合流してBCAAをいただく。

結果だけ見るとTさんには7秒差離され、逆にいまっちさんには7秒差をつけることができたが、このあと2人は普通にライドをして千切り合いをしていたのに対し、自分は自宅で死んでいたことを考えると底力の差は歴然。

サンディフックはいつもの自転車通勤とほぼ同じ時間ということもあり、幸い自分は毎日サンディフック用のトレーニングをしているようなものだったが、今後レースの距離が長くなるにつれて日常で長距離を走っていないツケがくるのは確実であろう。

今後2人に離されないように喰らいついていくためには週末ライドも復活させねばと思いつつ、自宅に帰って死んだように眠る。


最近は日が長いこともあり、昼寝を終えたら子どもの相手。

歩き回れるようになってから危ないことばかりするようになったので、キッチンに柵を設置するためにゲートを買いにいく。



店内を物色。



ゲートを無事購入。




そんな折、ドーハ協議決裂のニュースが入る。原油のショートポジションをとっていた自分には臨時収入。

こりゃあお祝いだということで夜は寿司刺身食べ放題へ。




普段なら控えるのだが、二連戦が終わったこともあり「今日だけは別腹」




ちなみにこちらではよく見かける「White Tuna」という刺身(下の写真右側)は、日本ではあまり食べたことないなぁと思っていたら、実は「Escolar」という魚で日本では食用が禁止されているアブラソコムツだったことが判明。



ただ日本以外では合法なのと、むしろ台湾では東港三宝として名産品になってるくらいなのでそこまで有害なものではないらしい(大量に摂取すると下痢しやすいとのこと)。

まあ南米では合法なコカ茶が日本では麻薬扱いなのと似たようなものだろうと思いつつも、今後は食べるのを控えようと思う。

お次はサイクリストにとって天敵である揚げ物も。海老天にコロッケ。枝豆も塩がけっこう効いてて塩分も今日は気にしない!




そしてデザート。




やめられない止まらないでバニラアイスを合計4ついただく。



こちらは揚げオレオ



オレオを揚げるだけなんてまずいに違いないと思っていたのだが、アメリカのお祭りとかでよくFried Oreoの出店も出ているので気になっていた。

食べてみると予想を裏切るモチっとした食感。もともとのサクッとしたクッキー生地の面影はなく、むしろモチモチ感が癖になりそうで、始めは違和感があったのだが食べ終わる頃には美味いと感じていた自分がいた。

語弊を恐れずに言えば、「チョコ味のカントリーマァムをさらにもちっとさせた感じ」

ということで満腹になって帰宅。

このときの「今日だけは別腹」が、後々死亡フラグとなって重くのしかかってくるとは思いも寄らなかった・・・。



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