汕頭ウルルン滞在記第8回:新市街のショッピングモールは~めっちゃ先進的だったぁ~



墓参りを終えて帰路へ。



そうこうしていると西の空から黒い雲が近づいてくる。



こりゃ、やばいかもしれないと車へ急ぐ。



ちょうどゲートを出たところで、話し声も聞こえなくなるような強烈なスコール。



スコールの中、車になんとか乗り込んで新市街へ戻る。




1時間ほどで新市街に戻って連れて行ってもらったのはこちらの建物・・・。



一瞬、どっかの工場跡か、廃屋のようにも見えたが、中に入って暗い中を進むと・・・。



レストランになっていた。



すごい古びた感じになっていたのは裏口から入ったからで、汕頭でも有名な店らしい。






これまた汕頭名物の牛肉丸粉(肉団子入りのビーフンスープ)をいただく。

ビーフンがスープに入ったものか、別々になっていて付け麺のようになっているかを選べるようになっており、自分は後者にしたが、サテーソースがかかっていい感じの味付け。





遅いランチを終えて新市街に戻る。



ホテルから歩いて10分ほどのところにあるショッピングモールへ。



向かいにあるビルから今の場所へ移ったらしく、退去したビルは解体中。



こんな廃墟のようなビルの、道を挟んだ向かいに綺麗なショッピングモールができているという対比がまた発展途上の都市ならではというところか。



ショッピングモールの隣にはヨドバシカメラのような電化製品ビル。



1階にはスマホが展示されているが、アメリカでは目にしない中国国内ブランドが多い。



隣のショッピングモールに入る。



館内案内も先進国のそれに引けを取らない。が、床の端を見るとコンセントが剥き出しになっていたりとほころびはある。



ひとたび中に入ると吹き抜けのスペースが大胆にデザインされていて、かなり先進的。




エスカレーターで上っていくと、今や日本の国民服ならぬ国有企業化したユニクロも入っている。

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それにしても深圳で入った萬象城というショッピングモールといい、中国大陸のショッピングモールの箱物行政はすごい。




夕食を食べるためにうろうろ。



個人的には麻婆豆腐の店が気になったが同行者の中で四川好きは自分だけなので入れず。




結局魚の鍋をつつくことに。



調味料もバイキング形式で選べてなかなか。




食事を終えて降りると、エレベーターの中にはLCDの階層表示ディスプレイがあってニューヨークよりも進んでいる感が。




それにしても、この最新型のモールから数分歩くとこんな歩道になっていたりと、整備されているところとされていないところのギャップがひどい



歩道を普通に走っているオートバイといい、およそ文明的には成熟していない社会で箱物だけ先に建てていってる感がすごい。



そして至る所で見かけるのはモラル向上というか社会の発展を呼びかける政府のスローガン。

「创建全国文明城市 加快汕头振兴发展」(全国で文明的な都市を作って汕頭の振興発展を進めよう)って、この廃墟のような建物にそんなスローガン掲げるのか・・・



タクシーの後ろにも、「文明城市 从我做起」(文明的な都市は私から)といったスローガン。いや、そもそもタクシーの運ちゃんが文明的な運転できてないですから・・・。




一歩路地に入ればそこは闇・・・。

光と影、陰と陽のような光景を見せるこの街で、政府主導のトップダウン型の近代化がトリクルダウンする日は来るのか・・・。









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