イギリス自転車週刊誌Cycling Weekly:最強エアロロードフレーム比較検証実験



日本では「大人の事情」を忖度しているからか、TrekとSpecializedを比べてこっちの方が優れてますといった比較がされることが少ない。


各種ホイール、フレームのワット検証はサイクルスポーツの2017年2月号でも取り上げられたことがあるが、あくまでTrek(Bontrager)のモデル間の比較であって他社との比較ではなかった。






同誌内での他社との比較部分では、あくまで「他社のホイール」というようにぼかしてあるのはさすが日本ならではの配慮というところか。




逆にBontragerが発表している英語版のWhite Paperではメーカー名どころかモデル名まで名指しで比較されている。



Bontragerといえば、Aeolus D3ホイールの資料でも、日本語版のものは他社メーカーがぼかされていたが、英語版ではちゃんとメーカー名が記載されていた。






そんな中、イギリスの自転車週刊誌 Cycling Weeklyが、最新のエアロロードをそれぞれ比較した記事を掲載。




この先週号はまるまるエアロ特集。




タイムトライアルシリーズが今週末から始まる自分としても見逃せない。




そして一番の特集は各社のトップエアロロードを比較したこちらの実験




まず完成車における10点評価は以下の通り。「スペック」は標準でついてくるコンポーネントやホイールといったフレーム以外のパーツを評価している。

Trek Madone Race Shop Ltdが価格以外は全項目で満点という高評価。

ちなみにサイズはテストに使ったモデルで重量表示は当該サイズのもの。


メーカーモデル価格サイズ重量フレーム評価スペック評価ライド評価価格評価
TrekMadone Race Shop Ltd
£11,500
56cm
6.97kg
10点
10点
10点
8点
Specialized S-Works Venge ViAS Di2
£9,000
56cm
7.73kg
9点
10点
9点
8点
CanyonAeroad CF SLX 9.0 Ltd
£7,599
M
6.78kg
9点
10点
9点
10点
Cervélo S5
£8,999
56cm
6.82kg
9点
8点
9点
6点
GiantPropel Advanced SL 0 eTap
£6,299
ML
6.78kg
9点
10点
9点
8点



そして一番気になる、「どのエアロロードフレームが一番エアロなのか」の検証。

ホイールはFast ForwardのF9Rに統一した上で、時速45kmでの必要出力をポジション別に計測してフレームのエアロ性能優劣を検証している。以下検証結果の順位順に表を作成。


メーカーモデルフードドロップエアロフード
TrekMadone Race Shop Ltd
301.6W
299.1W
279.1W
Specialized S-Works Venge ViAS Di2
301.6W
300.1W
286.1W
CanyonAeroad CF SLX 9.0 Ltd
307.1W
295.2W
281.5W
Cervélo S5
309.2W
306.5W
281.1W
GiantPropel Advanced SL 0 eTap
343.0W
332.6W
298.0W





こんな比較を掲載してしまってスポンサー的に雑誌の広告運営は大丈夫なのかと心配してしまうが、いち消費者としては読めば読むほど物欲が刺激されてしまう。

特に自分が走っているタイムトライアルは、Non TTという「非TTバイクでどれだけ速く走れるか」というクラスなのでエアロロードの特集はドンピシャ。




が、先立つものが・・・。

あと数世代くらい先のモデルが出る頃には、エアロロードを買えるくらいの金銭的余裕が出て欲しいものである・・・。






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