クリートどもが夢の跡
今週は月曜雨でバス通勤、火曜もどんよりしたマンハッタンを見ながら通勤。
通勤トレーニングに使っているのはSPDシューズ。
使い過ぎたせいか、クリートの固定が弱まっていて、引き足の際に強く引くと外れてしまうこともあった。
さらに来シーズンに向けてポジションの見直しも考えており、クリート位置を変えてみようと思ったが・・・。
な、なんじゃこりゃーーー!!!
毎朝晩、ひたすらペダルを回し続けていたせいか、固いはずのクランクブラザーズのクリートがいつの間にかかなり削れてしまっている・・・。
通りでクリートが外れやすかったわけである。
虚仮の一念岩をも通すというか・・・
水滴が数万年垂れ続けて鍾乳洞を形成するというか・・・
以前スプロケの歯が葛飾北斎の富嶽三十六景状態になるまで削れてしまったように・・・
クリートもかなり削れてもはや原型がわからなくなっている・・・。
それでも詰まっている土を取り除き、できるだけがんばってみる・・・。
が、すでに削れて穴の形も変わってしまっており、六角レンチで回らなくなってしまっていた・・・。
これでは物理的にクリートを外せない・・・。
しかもこのSPDシューズは2010年に買って使い始めてはや7年、負荷をかけ続けたせいで、靴紐もすでに3回ほどぶち切れて交換したほど。
ということでこの際だからSPDシューズともども新調することにした。
SPDシューズ探して・・・
ロード用のSPD-SLがよそ行き用というか、レース用というか、霽れ(ハレ)の日用の決戦シューズとしたら、SPDは毎朝晩使う通勤トレーニングの、褻(ケ)の日用の日常シューズ。
使い潰して買い換えてもいい消耗品としての扱いなので、安いバーゲンセールものを物色。
2010年に当時バーゲンセールで買ったシューズからの乗り換えなので、数年前の型落ちモデルでも全くかまわず、そうやって対象範囲を広げると安いものもちょこちょこ見つかる。
ただ1つだけ条件があって、オフィスで履いていても遠目で違和感がでないように、できるだけオールブラックなもの。
真っ白や蛍光色だったりすると、さすがに黒いオフィス用ズボンとの組み合わせで目立ちまくるので、目立たず、主張していないもの。
というわけで、お馴染みWiggleでシマノのシューズを59.95ドルで購入。
お次はクリート。
が、クランクブラザーズのクリートは意外と高い・・・。
ネットでクリートだけ買おうとすると、送料込みで20ドル近くになる。
ちなみに、今使っているCandy 3のペダルも、実は使いすぎたせいか軸が緩んできている。
ペダルを買えばクリートも付いてくるので、せっかくだからペダル自体新調することに。
ちょうどネットでCandy 2の中古ペダルが新品クリート付きで出ていたのでゲット。
送料込みで47.74ドルなので、新品クリートのついででペダル交換するには十分安値。
1週間ほどでWiggleから到着。
シマノのSPDシューズのモデルはSH-M065L。
値段の割りにしっかりしていて、防水シートやら梱包されている。
カラーもオールブラックでいい感じ。SHIMANOの文字は白くて目立つが、スーツではズボンの丈に隠れて見えなくなるのでちょうどいい。
裏はこんな感じ。SPDシューズならではの歩きやすさで日常使いには文句なし。
時を同じくして到着したCandy 2のペダルとクリート。
クリートを装着。
使い潰したクリートと比べると天と地の差・・・。
もはや元々同じものだったとは思えないくらい違う・・・。
どれくらい違うかというと、正常体のバッテンロボ丸と、顔が潰れたバッテンロボ丸くらい違う・・・。
これで通勤トレーニングにも気合が入るというものである。
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