飛行機に電車と、なんで子どもはこんなに乗り物が好きなんだろうと思う。
知り合いの男の子も乗り物が好きで、ネットの子ども向けでもそういう動画が溢れているので一般的な傾向のようだが、数百年前、電車や車が発明される前の子どもは何にハマっていたのか気になるくらいである。
大井川鉄道は実物大のトーマスが見られるということで大人気。
おそらく子どもがいなければ来ることはなかったであろう観光名所だが、はたして同じような子連れのファミリーで溢れている。
駐車場も係員数名がさばいていて、まるで片田舎とは思えないほどの盛況。
これだけの雇用を生み出しているんだからトーマスビジネスさまさまである。
駅に入るといきなりトーマスだらけ。
発車の時間が迫っているのに子どもが魅了されてしまい、なんとか引き剥がして列車に。
今回はトーマスではなくSLの蒸気機関車。
当時の車内をそのまま再現しているということでレトロを地で行く感じ。
冷房設備も扇風機のみという懐かしさ。
外の景色も素晴らしい。
これぞ田舎ならでは。
車窓の外では現地の人々が手をふってくれている、というか黒煙すげえ・・・。
車窓から時折入ってくる石炭の匂いとPM2.5を堪能しながら列車は進む。
1時間くらい乗って終点の千頭駅に到着。
千頭ではトーマスフェア開催中。
実物大のトーマスに子どもは興奮。
右から、トーマスと、なんたらとなんたら(よーわからん)。
今回の観光で学んだのは、救急ヘリの名前はハロルドということ(どうでもいいが・・・)。
各種トーマスグッズ。さすが日本製品だけあってクオリティーが高い。
香港で買ったトーマス?Tシャツとは比べものにならない・・・というか比べてはいけない気がする・・・。
トーマスサイダー。トーマスになるだけで隣のラムネの三倍近い値段・・・だと・・・。
こちらが乗ってきたSL。
自分は古い世代なのか、これを見ると銀河鉄道999を思い浮かべる。
とりあえず自分は相変わらず腹痛が続いているので乗車中に腹痛がこないかだけを心配している・・・。
本来ならそのまま寸又峡あたりまでハイキングしてとなるのだろうが、子連れかつ腹痛の身でハイキングは厳しい。
ということで普通の電車に乗って戻る。
出発駅にまた戻ってくる。
キップ売り場がお土産屋とギャラリーと一体になっており、SL等も展示されている。
昔の駅舎もあり。
思うに、ニューヨーク近郊にも廃線がいっぱいあるんだから、観光資源として利用すればうまく観光客誘致できるのかと思う。
が、実際は文字通りの廃墟と化しており、生い茂った草木に覆われた線路があったりと、スタンド・バイ・ミー状態になっている。
以前このブログでもラカワンナ鉄道の廃線を取り上げたが、当時世界一のコンクリート建築物だったポーリンスキル高架橋など、廃墟にしておくには勿体ない気がする。
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