Garminの体組成計、Index Smart Scaleである。
10年間同じ体組成計を使い続けた経緯
これまで買おうか悩んでも買うまでに至らなかった理由は、10年以上使っていたタニタの体組成計(BC-620というモデル)で十分だと思っていたから。
今から遡ること8年前、2010年にも同じような体組成計の比較をしていたが、ぶっちゃけ測れるものはそれほど変わっていない。
自分が持っているモデルであるBC-620との違いは、デザインと本体の液晶表示が違うだけということだった。
具体的には、液晶表示で、部位のデータ(肥満とかそうでないかとか)を、BC-620は3ブロック9段階で判定するのに対し、BC-621はそれよりも細かいということだったと思う。
データはパソコンに打ち込んでExcelで管理するので液晶表示は必要ない。Excelであれば好きなだけ段階も設定できるし、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ、思いのままである。
デザインは確かにBC-621の方がよいが、まあ家でしか使わないのであまり拘らない。
体組成計を比較 (2010年2月12日掲載)
さらに3年前の2015年も体組成計の検討をしたのだが、結局一番進化したのはPC連動くらいで、それも必須ではなかったので購入を見送った経緯がある。
2007年頃から使い続けたタニタのBC-620というモデルから8年が経っており、せっかくだから今回の一時帰国に合わせて新しいものを買えないかと検索してみたのだった。
8年間で体組成計がどれだけ変わったのか。
と思って、タニタとオムロンのモデルを調べてみたところ、一番「進化」しているのが、スマホやPC連動機能。
が、レビューを見てみると非常に評判が悪い。
アプリ自体が使いにくかったり、接続がうまくいかなかったりということが起きているらしい。
オムロンのウェルネスリンクはネットの評判を見る限りは問題なさそうだが、そもそも自分としては専用アプリを必要としていない。
物欲紹介:タニタとオムロンの体組成計比較、初心者ロードレーサーの4分の1は脂肪でできていました (2015年8月28日掲載)
ちなみに当時取り上げていたオムロンのウェルネスリンクは、スマートフォン向けアプリは2017年12月6日で終了、パソコン向けサービスも2018年3月13日で終了するということで、当時手を出さなくて正解だった。
こういう風に企業側の提供するサービスに頼りきってしまうと、その企業の販売戦略が失敗していざ撤退となったときに一蓮托生してしまうので、ぶっちゃけ手元でExcelなりで管理する方がよっぽど信頼性、耐久性に優れると思う。
なぜ今スマホ&PC連動なのか
結局、体組成計で一番必要な機能は体重を正確に測れることで、こと体重計測に限っては、既にどの体組成計であろうと正確に体重を測定することができるので、古い物でも十分なのである。
と言っておきながら真逆を言うようだが、今回それでもGarmin Index Smart Scaleを買ったのはスマホ&PC連動したかったから(爆)。
これには経緯があり、心拍計かつカロリー計測用にGarminの活動量計であるVivosmart HRを使い始めた結果、Garmin Connectによる一元管理のニーズが顕在化・・・・。
それに伴って、これまでもGarmin ConnectにタニタのBC-620で測った体重を手入力していたのだが、Garmin Connectとの相性と利便性(BluetoothやWi-Fiで自動反映してくれる)から購入に踏み切った。
手入力なんて、スマホでGarmin Connectアプリを開いて、手で入力するだけだが、日常の少しの手間でも省きたいという自堕落な性格から自動連携に傾いてしまった。
といっても上記ウェルネスリンクの箇所で述べた通り、別途手元でExcelにも記録を残しているので手入力が完全になくなったわけではないのだが・・・。
Garmin Index Smart Scale
ということで到着。
カラーはホワイトを選んだのだが、パッケージも白くて良い感じ。
と思って開くと・・・。
あれ・・・。
箱を開けたらまた中に箱が・・・。
裏面もほぼ同じ・・・。
なんかマトリョーシカっぽくなっている。
と思って気付いたが、おそらくブラックカラーのものの箱がデフォルトで、ホワイトカラーの場合パッケージもホワイトカラーに対応させるためにもう1枚箱というかカバーを被せたのかもしれない・・・と思ったが、正面の写真はどちらもホワイトモデルなので真相はわからず・・・。
ということでやっと中身まで開く。
お目見え。
設定は簡単で、Garmin Edgeのサイコンや活動量計のGarmin Vivosmart HRを連携するのと同じようにGarmin Connect上から接続できる。
さっそく測ってみると良い感じ。
バックライトのあるLEDディスプレイは電卓系の液晶画面だったタニタよりも見やすい。
心なしか体脂肪率や筋肉量といった体組成の測定もタニタより早い(まあ10年以上前のモデルと比べるのが間違いなのだろうが)。
タニタのBC-620では手でグリップ分離部分を持って微弱な電流を流すことで体組成を測定していたようだがGarmin Index Smart Scaleでは不要となっている。ちなみにタニタの後継機のRD-900シリーズでも不要になっているので、部位別でも測らない限りは※、メーカーの違いというよりは技術の進歩のおかげで不要となったのだろう(※部位別測定に対応しているRD-800ではまたグリップ部分が付いている)。
スマホとの連動もバッチリ。
でも気になる点が・・・。
体脂肪率6%・・・だと・・・!?!?
おかしい・・・。
タニタで測っていたときは、基本10%を超える状態で、レース前に絞って一桁台に乗せる程度のレベルだったはずで、それが自分の認識とも合う。
というか6%の肉体がどういうものかを知っていれば、自分の体を鏡で見て6%に達していないことは一目瞭然である。
うーん、3年前の考察でも体組成の計測精度に疑問を呈していたが、やはり信頼できるのは体重の値くらいで他の値は参考値程度に思っていた方がよさそうだ・・・。
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