夜な夜な睡眠を中断され、睡眠不足と回復不足に悩まされる日々。
とはいっても一度は経験した道。
2回目とあって、一人目のときと違って1回目の経験からだいぶ改善できた感がある。
育児環境
まずは夜シフト時の環境。
一番最悪なのは赤ちゃんの夜泣きで上の子が目を覚まして寝つけなくなり、二人の連鎖夜泣きに悩まされるという状況。
そのために部屋を別々にし、妻は上の子と一緒に上の子を寝かしつけながら、自分は別室で赤ちゃんとそれぞれ一対一で対応するというフォーメーション。
これでそれぞれの子供の夜泣きに対する道連れリスクを切り離す。
ただ前回も書いたとおり、初日は忙しくて床の上に毛布を敷いて寝たために大失敗。
背中全体が痛くなるし、いざ夜泣きが始まって起きるとクリブ(赤ちゃん用ベッド)が高く、そこまでよっこらしょっと起き上がるのに体力を使う。
最後の方ではクリブにしがみつきながらあやしている様な状態に。
その教訓を元に翌日からはエアベッドを導入。
エアベッドでクリブとの高低差を縮小させ、上体を起こすだけでクリブ内の赤ちゃんの世話ができるように。
これだけでも随分楽になった。
フォーミュラについて
こちらではいわゆる粉ミルクをフォーミュラと呼ぶが、「粉ミルク」といいつつ、液体バージョンもあったりする。
自分の場合、出産直後に病院側が与えた(もちろん母乳しか与えないという家族側の希望があれば母乳のみにできる)のは液体バージョン。
液体バージョンの場合は、常温のまま保存してあるものを開封して乳首キャップを付ければすぐに授乳することができるので至極簡単。
基本ボトルは使い捨てで、Infant Water(いわゆるPurified Water、蒸留水)やお湯を用意する必要がなく、哺乳瓶を除菌する必要もないので随分と楽になる。
特に疲れていて意識も散漫な真夜中の授乳では、ベッドの横に数本用意しておけば手を伸ばして開封→乳首キャップをつけるだけなので10秒もかからずに授乳準備完了になる。
隣で泣かれていると頭にも響いてくるし精神的にもストレスになるので、この時間の短さは有難い。
が、問題はコストパフォーマンスが悪いこと。
液体ミルクのボトル自体が割高なことに加え、一度開封したら1時間以内に使い切るか破棄するので、飲み残した分は基本捨てることになる。
最初の頃は飲む量も少ないので、それこそボトル1本の1割くらいしか飲まずに9割くらいをシンクに流す羽目になり、もったいない感と無駄感が半端ない。
それに少し育ってきて、1本半分飲むとかになると、その「半」のためにまた半分を捨てることになって非効率この上ない。
そんなこともあり、上の子も結局は液体ミルクから粉ミルクに切り替えたので、今回もすぐに粉ミルクバージョンにすることに。
粉ミルクの場合、Infant Waterを用意して哺乳瓶の中で混ぜることになる。
が、ウォルマートで売っているInfant Waterは1ガロン。
深夜の寝ぼけている状態で3.8L(=3.8kg)の水を持ち上げてその中からたった0.03L(30ml)を哺乳瓶に入れる作業は厳しい・・・。
ポイントは、真夜中の間の対応をどれだけ単調作業に、楽にできるか。
その改善策として、夜シフトに入る前にあらかじめ4、5本の哺乳瓶を用意して、その中に30mlなりの水を入れておく。
こうすれば粉ミルクを入れるだけで済む。
3.8Lから0.03L分の液体を注ぐ作業より、1スクープの粉を入れる方がよっぽど簡単で楽なのでこの方法は大当たりだった。
それに匙から1スクープの粉を入れる作業はプロテインパウダーで毎日やっているので手馴れた作業。
あとは朝になって意識がハッキリしてきたら(といっても夜中寝れないのでずっと寝不足状態でハッキリしにくいが・・・)夜中に処理したオムツと飲み終わった哺乳瓶を処理すればいいという寸法。
つまり、端的に言えば、夜シフト前後に準備、後処理できるものはすべてそちらに回して深夜中の作業工程を最小化したわけである。
今回は上の子をサマースクールに送るという追加負担はあるものの、これら作業環境と事前準備によって夜シフトのストレスが随分低減されたのだった。
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