「ウェイトリフティングを行わなくとも、運動を想像するだけで筋肉は強さが保たれる」ということも研究で示されています。
想像上のエクササイズを行った被験者は何もしなかった人よりも筋肉が強い状態にあったとのこと。具体的にいうと、どちらのグループも腕の筋力低下はあったのですが、想像上のエクササイズを行ったグループは実験開始から25%の筋力低下があったのに対し、何も行わなかったグループは45%の低下が観測されたそうです。
筋トレしなくても筋肉を強く保てる方法がある
これはつまり、みなさんご存知のあのシーンが実はちゃんと効果があったということが証明されたわけである。
この結果を言い換えると、「体だけでなく頭で運動状態をイメージすることで筋肉向上の効率を上げられる」ということになる。
ということは逆に、「体だけ動かしていても頭で別のことを考えていたら、せっかくのトレーニング効果が減ってしまう」ということも言えるのではないだろうか。
その典型は、ながらトレーニング。
まさに映画やドラマを見ながらのローラー台なのではないだろうか。
ツール・ド・フランスを見ながらだったりしたら、映像を見ながらといってもまだ「運動」をイメージしているのでそんなことはないと思うが、運動と全く関係ない映画やドラマだったりしたらそれこそ体だけ動かして意識は明後日の方向へ行っている状態だろう。
せっかくトレーニングするなら意識も集中することでトレーニング効率を上げたいと思うのであった。
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