去年の冬、勢いに乗るビットコインは先物も登場し、自分も最初で最後の試し取引をした。
もう夜遅かったのでそのまま就寝。
翌朝、指値が執行されたとの通知を受け取り戦闘終了。
手数料を引いて8時間半で789.98ドル(≒8万9千円)の儲け。
結果だけ見ればさっと入ってさっと抜いた勝利。
ポジションを取っていた時間は8時間半なので時給にして1万470円。
しかも8時間半といってもその大半は寝ていただけ。
が、怖い怖い。
寝ている間も気が気でない。
さらにこの儲けも単に運が良かっただけの博打勝負の結果で、明らかに持続可能な収益にはならない。
このストレスレベルと博打リスクを考えると割に合わない。
【今度こそ】ビットコイン先物を取引した結果【買ってみた】
その際は17500ドルで買い、18300ドルで売り抜けたのだが、今と比べると隔世の感がある。
あれからわずか1年の間に1万ドル割れ、その後プレイヤーがどんどん去って出来高が縮小、最近は6000ドル台で停滞していた。
価格変動率下落を受け、ボラティリティ指数が低下、CryptoCompareの7日間ボラティリティチャートでは、過去最低レベルを記録した。
また、仮想通貨関連サイトのICODropsはツイッターにて、年初から上値を切り下げて推移したビットコインに比例して、市場の関心を示すGoogleトレンドとBTC出来高も減少傾向にあることを指摘した。
ボラティリティだけでなく、多くの指標でビットコインが「停滞期」に置かれていることが示唆されている。
ビットコイン価格停滞に厚い上値抵抗線、ネム(XEM)はアセトラ形成で上抜けか|仮想通貨市況
そして今月、ビットコインキャッシュ(BCH)分裂問題の余波を受けて本家のビットコインも急落。
一時5000ドル割れまで急落、その後も5000ドル台で推移となり、その急落ぶりはBloombergでも報道されていた。
19日の市場では、仮想通貨が下落を再開。ビットコインは2017年10月以降で初めて5000ドルを割り込んだ。最も規模の大きい仮想通貨の1つであるビットコインキャッシュの分裂や、イニシャル・コイン・オファリング(ICO、新規仮想通貨公開)に対する規制当局の監視強化が影響している。
ビットコインは一時、前週末比9%安の4958ドルまで売られた。その他の仮想通貨はさらに下げがきつく、イーサリアムは一時12%安、ライトコインは13%安で、XRP(通称リップル)だけが逆行高となっている。時価総額の大きい仮想通貨の指標であるブルームバーグ・ギャラクシー・クリプト指数は8.3%下げ、このまま取引を終えれば1年ぶりの安値となる。
仮想通貨が再び急落、ビットコインは約1年ぶりに5000ドル割り込む
ビットコインの価格急落はマイニング業者の破産を招き、売りが売りを呼ぶ展開になり4000ドル台に。
競争が激化していたことに加え、今月のビットコイン価格の大幅下落は、多くのマイナーを危機的状況に追い込んでいる。ビットコイン価格は今年に入り右肩下がりに下落していた一方、ハッシュレートは継続的に上昇しておりマイニングは盛んに行われていた。
しかし今月に入りハッシュレートは大きく減少している。ビットコイン価格の急落により採算が合わなくなったマイナーが大量に発生したものと推測される。
今後もビットコイン価格が回復しない場合、収益性の低いマイナーから倒産していくこととなるだろう。倒産する際は、保有していたビットコインを売却し精算を行うことになる。ビットコインの売却圧力は負のサイクルとなり、他のマイナーの事業収益まで圧迫することになる。
マイニングが盛んな中国でも工場の閉鎖が起こっており、世界中のマイナーが事業計画の見直しや倒産を迫られている。
ビットコイン価格の下落により、危機的状況に陥るマイニング企業
ついに直近では3000ドル台に・・・。
狂想曲という音楽が鳴り止もうとしているのかもしれない・・・。
“As long as the music is playing, you’ve got to get up and dance,” he told The Financial Times on Monday, adding, “We’re still dancing.”
Citi Chief on Buyouts: ‘We’re Still Dancing’
一大ブームになっては忘れ去られていくものたち・・・。
- フラフープ
- ダッコちゃん
- タケノコ族
- ジュリアナ東京
- ハイパーヨーヨー
- たまごっち
- ベータビデオテープ
- メガドライブ
- PCエンジンFX
- 16連打
- 高橋名人
記念に実物ビットコインレプリカでも買っておくと将来ネタになるのかもしれない。
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