政治家としては失格かもしれないが自転車乗りとしては応援したい

過去に自民党総裁を4年間も務め、チネリスーパーコルサに乗るローディーという異色の日本人政治家。

その谷垣前幹事長が2016年に皇居の桜田門付近で自転車で転倒し、公の場に姿を見せなくなってから2年・・・。

このたび復帰してやっとニュースで名前を聞くようになったと思ったらこんなセリフが・・・。

事故以来、2年4カ月ぶりに所属するグループの会合に出席した谷垣氏は「私の不注意からご迷惑を掛けた」として、グループの議員らに陳謝しました。出席者によりますと、谷垣氏は「自転車に乗れるようになるまで頑張りたい」と話しましたが、議員らは「それはもうやめて下さい」と応じる一幕もありました

谷垣氏「再び自転車に」 派閥仲間は「もうやめて」

「自転車に乗れるようになるまで頑張りたい」

周囲から言わせれば懲りてないと思われるかもしれないが、クラッシュして病院に運ばれたこともある同じロードバイク乗りとしては共感できる。

とはいえ、会社社長とかでもリスクヘッジの観点から取引先や株主等のステークホルダーから自分で車を運転するのを禁じられるようなことがあるので、それが自民党の大御所ともなれば冗談では済まされないだろう。

それでも自転車への熱を捨てない谷垣氏。

「殿、おやめください」と周りに止められてるご乱心殿のような時代劇のワンシーンを彷彿とさせるがこういう政治家がもっといて欲しいと思わずにはいられないのであった。


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