LA遠征記第4回:チートデイのすごい暴食はスーパー糖質制限食で帳消しできたのか

今年最終戦まであと一週間に迫った週末に突入。

日が落ちるのも早くなり、寒くなってきたことで体の代謝も落ちているようで、自転車通勤していても体重維持が厳しい季節に。



最近はほぼ毎週末に食欲爆発しており、意図するとしないとに関わらずチートデイ状態になってしまっているのは以前にエントリした通り。

この日もまたまた総摂取カロリー3759kcal、糖質424グラムと爆食い状態

が、すでに慣れたもので、1週間もせずにまた47.4kgを記録

その後も順調に47~48kg台を維持し、最終戦2週間前へと迫る・・・。



「油断大敵」・・・。

こんな中学生でもわかる四字熟語の意味を身をもって体験することになるとも知らずに・・・。

食っても食っても太らない?!最終戦までの体重攻防史

それでも平日の通常運転に戻ると体重が元に戻り、過去最低を更新することもあったので結果的にはストレスを抑えつつ上手く維持できていた。

が、逆にそれで自信がついてしまったからか、レースまであと一週間の週末でもレースまでには元に戻ってくれるだろうと気が緩んでしまい爆食い・・・。

まずはランチのドミノピザでラージサイズにBBQソース。



そしてデザートにオレオチョコレートケーキ。

ホールケーキが10ドルという激安でしかも美味いという地元ペイストリーの一品。



が、軽い口当たりと濃厚なクリームのハーモニーが絶妙で、食べても食べても止まらず、気が付けばホールケーキ半分を一人で食べていた・・・

もはやデザートなどではなく、このホールケーキ半分で2200kcal、糖質176gと、これだけで一日のカロリー摂取量をオーバーするレベル・・・。



「このケーキはヤバイ!」とさすがに危機を感じ、別人格と化した食欲が甘さに飽きてくれるのを期待して、別のロールケーキとトレーダージョーズのチョコレートガナッシュに切り替える。



トレーダージョーズのチョコレートガナッシュはアメリカンなひたすら濃いバタークリームということもあってやっと甘味欲が収まってくれた・・・。

が、振り返ればこのケーキ波状攻撃が災いし、この日の総摂取カロリーは通常の1日の2倍近くの3800kcal以上・・・



これじゃあもはやチートデイじゃなくて単なる暴食だよ・・・。

我ながら壊れてる・・・。

もう完全に摂食障害状態・・・。

そこからはせめての反抗で8:16時間のIntermittent Fastingに突入する。

日曜夜からダイエットモードに切り替えて、PFCバランスも脂肪中心のケトジェニック食中心に。

自分でもよく耐え切ったと思うほどのカーボディプリートぶりを見せる。

月曜から水曜までの3日間で、1日あたりの平均摂取カロリーを1600kcal台に抑えた。



ランチは基本サラダで、ロメインレタスをベースに、トッピングもチキンにフェタチーズ、トマトにマッシュルームと低糖質で攻める。

それでも自分はマッシュルームがFODMAP的にアウトなので、レースを控えた状態で腹痛環境を作らないようにマッシュルームを減らしてその分は糖質が多いがKidney Beanで補充。

さらにカーボディプリート最終日(=出発前日)の水曜は糖質ゼロのスーパーケトン食であるサチャインチナッツを投入



朝と夜はMCT、ライド後はタンパク質を中心にして、タンパク質を体重の2倍以上かつ糖質パーセンテージを一桁に抑え、PFCバランスは25%-66%-9%とスーパー糖質制限食で有終の美を飾る

ちなみに出発前日の糖質摂取量は37グラム

内訳は、ランチのサラダ17グラム※、間食のナッツ合計8グラム、プロテインバー6グラム、コーヒー4グラム、プロテイン2グラム。(※明細は豆11グラム、トマト4グラム、レタス2グラム)。

コーヒーはもちろん無糖だが、ブラックコーヒーでもわずかなカロリーがあり、糖質も微量に含んでいるので1杯1グラム換算している。なお、FDA(米国食品医薬品局)の基準では1 Servingあたり0.5kcalまたは0.5g未満の場合、Nutrition Factsのラベル上は「0kcal」や「0g」と表示していいことになっている

このルールを「活用」しているのがTic Tacで、「Serving Size」を1粒(0.5g)にして細分化することで「Calories 0」という表示を実現し、規則の穴を突いて「Calories 0」表示をわざわざ太字で大きく見せることにより、消費者に健康意識を与えるという誤魔化し 企業努力をしている



ちなみに日本の場合は、100mlあたり糖分0.5グラム未満、カロリー5kcal未満であれば、それぞれ「ノンシュガー」や「ゼロカロリー」という表示ができることになっている

話しが脱線してしまったが出発前日の糖質摂取量に戻ると、糖質制限食の江部医師の定義ではPFC割合で糖質12%以下が「スーパー糖質制限食」なのだが、この9%をそれを地で行くレベル。

毎日はとてもじゃないが出来ないが、最後の1日だと思うとこのdisorder状態でもなんとか耐えられた。

ところが体重は無慈悲で、暴食翌日に49.9kgという上限一杯までスパイクしてからも減りが悪く木曜の前日朝でも49.1kgまでにしかならず

これまでほぼ毎週やっていたチートデイの法則が通じないほど暴食してしまったということか・・・。

とはいえもう満腹中枢が崩壊してしまった今ではこれが精一杯・・・

少々体重が増えた状態でレースに臨むことになった。


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