LA遠征記B面:マッスルビーチとシェア電動キックボード

話しは少し遡ってロサンゼルスに到着した初日のこと。

ロードバイクの組み立てを終えて試走へ。



ブルースタードーナツ


そこでまず寄ったのは地元で有名というドーナツショップ。



外観からして小洒落ていて人気がありそうな感じ。



中に入ると客席側と厨房が1:9くらいの割合で区切られていて、客席より大胆なスペース割とブランド価値を維持するというこれまた今時なスタイルの店舗デザイン。



ドーナツ一つ一つがショッピングウインドウのようにディスプレイされている。



チョコレートバターミルク、チョコレートアーモンドガナッシュ、アップルサイダーフリッター、レモンキーライムを試す。



今回買ったのはどれも1つ4~5ドルということでさすがセレブな価格設定。クリスピークリームならあわやハーフダズン(6個入り)が買えてしまう。



まずはチョコレートアーモンドガナッシュを頬張る。チョコレートというよりもカカオ風味で苦みと渋みが際立つ。



レモンキーライムはこれまた本格的なライムの酸味が効いたフレーバーが口に広がる。



アップルサイダーフリッターは単なるアップル入りドーナツではなく、リンゴの皮がところどころ入っていて酸味と苦味も効いている。



ファストフードのドーナツというよりむしろ一つの料理のような感じを受ける。が、あま~いドーナツを期待してた自分としては面を食らった感じ。

一方でチョコレートバターミルクはオーソドックス。凝ってはいないが、逆に言えば安心して味わえるテイストでむしろ甘味欲を最も満たしてくれたのはこいつだった。



マッスルビーチ


ドーナツを食べ終えたらヴェニスビーチへ。



ここで前回エントリした通り海岸沿いのサイクリングロードをポタリングペースで走ったのだが、試走以外にもう一つの目的があった。



それがマッスルビーチ。



ボディビルダーの聖地であり、マッスルキャンプが行われる浜辺でもある。



ちなみにオリジナルのマッスルビーチは少し北に行ったサンタモニカピアにあり、今のマッスルビーチは移設された二代目マッスルビーチ(正確にはMuscle Beach Veniceと呼称される)。



屋外ジムで鍛えるマッスルたちを見ながらムズムズさせられるがここは我慢。



ちなみに10ドルでビジターでも鍛えることができる。



周囲にもトレーニングに使える設備があり、パンチングボールを叩いてる人も。



ボクシングジムに通っていた自分としては参戦したいところだがロードバイクの盗難が心配なので見物だけにとどめる。

そしてマッスルビーチのお土産屋を覗く。



せっかくだからマッスルビーチのTシャツをゲット。



まさにミーハーな観光客状態でマッスルな雰囲気を楽しんだ。



シェア電動キックボード


さらにビーチで気になったのは大量に走っているシェア電動キックボード。



ニュースになっているので知ってはいたが、東海岸ではサービス開始していないので実際に見るのはこれが初めて。



ロサンゼルスではBirdとLimeという2ブランドのシェアが高いようだが、UBER系の会社も参戦していたりとスタートアップ混戦模様。



今回は、幸いレース後に実際に乗る機会が得られた。

専用アプリをダウンロードしてセットアップ。



リアルタイムに周囲にある電動キックボードの場所を表示してくれて、電池残量までわかる。



なお、充電もユーザーが自発的に行える(そしてそれによってお金をもらえる)ということで、まさに運用の大部分においてユーザーによる(運営会社側から見ての)自動化が実現できており、Zero marginal cost societyを目の当たりにした感じ。



ちょうど良い距離で離れた場所にあるレストランへ夕食へ行くところだったので、シェア電動キックボードで行くことに。

スマホの不調等あったものの、Oさんの助けを借りて実際に乗って移動。

人力の自転車に普段乗り慣れている身としては、オートバイの感覚でハンドルをひねるとスピードアップするのは新鮮。



アップライトポジションで急加速すると後ろに引っ張られてバランスを崩しそうになるが、しばらく使っているうちに慣れて、ロードバイクの感覚で前傾姿勢で乗ると安定する。

10分にも満たない時間だったが良い体験になった。



ただ、ニュースでも問題になっていたが電動キックボードで歩道を走っている人も多く、車道を走っていても逆走している人がいたりで、今回ロードバイクで一般道を走ったときもヒヤリハットした。



使う分にはいいが、普段の自転車通勤ルートにこんなのがわんさかいたらたまらんなぁと思いつつ、プラスとマイナスの両面で東海岸にも進出してくるのかが気になるのであった。

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