10年近く前にTacxを買い、TTSのバグとともに成長してきた自分にとっては感慨深い・・・。
“Tacx brings an entirely new product category to Garmin’s fitness portfolio that expands our reach into the indoor training market,” said Cliff Pemble, Garmin president and CEO. “Together with Tacx, Garmin will offer a seamless, enjoyable and motivating indoor and outdoor experience for cyclists all year long.”
Garmin® signs purchase agreement to acquire Tacx, the leading manufacturer of indoor bike trainers
訳「これからはインドアの世界にも参戦するお (・∀・)」
自分もブルックリンに住んでいたころは「実走:ローラー」の割合が「2:8」くらいで見事なひきこもりサイクリストだったことがある。
ベッドの隣にTacxをセット&シューズがくっついた状態のロードバイクが万年床ならぬ万年チャリとしてセットアップしてあって、天気や気温の確認はもちろん着替えすら不要、起床直後にパンツ一丁でそのまま飛び乗ることができるという完璧に横着を追求したひきこもり環境のおかげで実走するよりも時間効率よくトレーニングができた。
が、Garmin製品は実走寄りの「リア充サイクリスト向け」ばかりで、GPSサイコンにしろ、Varia Radarにしろ役に立たたず、当時の自分にとってはむしろTacxのTTSが自転車生活の中心になっていた。
後ろから来る車をアラートするVaria Radarもインドアでは使う機会がないし、知り合いの現在地がわかるライブトラッキング機能もひきこもりサイクリストにとっては無意味だ。
一方で、Garminのインドアトレーニング機能は現時点では無いに等しい(サイコンの記録モードでGPSオフのインドアモードを選べたりする程度)。
Garmin Vectorと同じくペダル型パワーモニターを出しているCycleOpsはインドアトレーニング専用機を用意しているし、Stagesもインドア用パワーメーター付きバイクを発売している。
この劣勢をTacx買収で一気に挽回しようというビジネス戦略なのだろう。
が、バーチャルトレーニング&レースの世界で自社開発製品を投入している老舗のTacxも、オープンプラットフォーム化してメーカーを問わないZWIFTに溝を空けられている感がある・・・。
今後のインドアトレーナー戦争に引き続き注目していきたい。
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