時計の針が1時間進んで、土曜日~日曜日にかけて睡眠時間が実質1時間減った形になる。
なお、週明け平日の混乱を回避するためか、サマータイム開始と終了は常に土曜夜~日曜朝にかけて行われる(正確には日曜午前2時)。
最初の頃は慣れなかったものだが、今はまったく違和感なく「サマータイムのある生活」ができている。
こちらの時計もよくできたもので、パソコンはスマホはもちろん、壁掛け時計までサマータイム対応で自動で調整してくれる(Windowsではわざわざ「3月10日に1時間進む」というアラートまで出る)。
自分で1時間進めなければいけないのは古い目覚まし時計だったりキッチンの電子レンジについている時計くらいである。
サマータイム開始で一番嬉しいのは日が暮れるのが遅くなること。
2月までの冬の間は5時頃にはもう真っ暗だったが、3月になって日が伸びるのと相まって、1時間時計の針が進むことで6時過ぎでもまだ明るくなる。
昨日なんて早く会社を出れたので4ヶ月ぶりにまだ明るい中を走ることができた。
ビルに西日があたってこちらの気分まで明るくなる。
毎年サマータイムが終わると寒くて長い夜の生活に入るのでむしろずっとサマータイムのままでもいいんじゃないかと思う。
で、そんな中、「サマータイム廃止、トランプ氏が賛成派に加勢」というニュースが。
なんと、せっかくのサマータイムを廃止するんかいと思って内容を見てみると・・・。
【3月12日 AFP】米国で毎年、睡眠時間の1時間短縮をもたらすサマータイム(夏時間)の廃止を望む人々に11日、新たな味方が現れた。ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領だ。
米国は毎年春に時計の針を1時間進め、11月に元に戻すサマータイムを導入している。首都ワシントンでは11日午前2時から夏時間に入った。
時刻変更により睡眠不足に陥った人々からは、サマータイムは不要であり、危険をもたらす可能性もあるとの批判が出ている。トランプ氏はこの見方に同調し、ツイッター(Twitter)に「私は夏時間を恒久化してもかまわない」と書き込んだ。
サマータイム廃止、トランプ氏が賛成派に加勢
逆じゃん!!
というかこのタイトルや文章おかしくないか。
サマータイム恒久化なら「サマータイムの廃止を望む人々の味方」ではなくて「敵」になるはずで、「サマータイム廃止、トランプ氏が反対派に加勢」となるべきじゃないだろうか。
これならむしろ自分の望む方向と同じで、ずっとサマータイムのままでいいってことだ。
でも1年中サマータイムで標準時より1時間早くなるなら、標準時を変えるのと何が違うんだろうか・・・。
「標準」といっても、実質、標準時は国家の恣意的な決定によるところもあり、経度順になってるわけでもない※のでサマータイム恒久化=適用標準時を変えるという話しになるのかもしれない。
※タイは日本と2時間差だがそれより離れているシンガポールは1時間差だったり、中国はあんなに広いのに全て同じ標準時(日本と1時間差)が適用されていたりする。
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