まずはこれまで使っていたGatewayのキーボード。
キーボードの手前にあるパームレスト部分が一体化してくっついているため、「キーボードの手前に置いて使う」というローラーマウスと干渉してしまい使えない。
しょうがないので以前使っていたパソコンについてコンパックのキーボードを取り出して使う。
すでに存在しないコンパックという名前からわかるとおり、かなり前の、しかもPCに標準でついてきた980円で売ってたような安いキーボード。
とりあえず手前におけるようにはなったものの、キーボードを打っているとローラーマウスのローラー部分に触れてしまう。
マウスカーソルが動いたり、ローラーを押すと左クリックになるので誤ってクリックしてしまったり・・・。
普通に文字をタイピングしていても誤動作で左クリックしてカーソルがずれてしまうこともあり、気をつけてタイピングしないといけない状態。
キーボードの手前部分に何か敷いてやって高くすれば回避できなくもないが、そもそもメンブレン式でキー自体が高くなく、打鍵感も悪いのでせっかくだからローラーマウス用にキーボードも新調することに。
メンブレン式
安価なキーボードのほとんどは、簡易的な構造で大量生産しやすい「メンブレン式」です。 メンブレン式は、回路の張りめぐらされたフィルムを重ね合わせ、すべてのキーを1シートでカバーした構造です。他のタイプのキーボードと比べると、液体こぼし等の汚れには強い傾向にあります。
キーボードの構造(キースイッチ)
まずチェックしてみたのはローラーマウスの開発元のContourDesignのキーボード。
ローラーマウスを出すくらいだからさぞや優れた、そしてローラーマウスにぴったりのキーボードを出しているんだろうと思って見てみると・・・。
うーん、残念ながらノーパソのようにキーが低く、打鍵感がなさそうなキーボード・・・。
自分はゲーマーではないが、タイピング感覚にはこだわりたい派。
日本にいた頃はメカニカルキーボードを愛用し、カキカキカキィンと爆音を出してタイピングするのが好きだったし、新宿西口ソフマップのブラインドタッチ大会で2位に入ったこともある(笑)。
あのころのメカニカル欲が顔を出してきて、かといって当時ほどパソコンに金をかける自分がいるわけでもなく、ミドルレンジでちょうど良さそうなメカニカルキーボードがないかと探していて見つけたのがこちら。
ロジテックのG413というキーボード、
メカニカルキーボードらしく、横から見ると明らかな、打鍵感の強そうな高くせりあがったキー。
トラックボールはローラーマウスにとって代わられてしまったが、ロジテックの周辺機器のクオリティを味わえたのは無駄にはならず、トラックボールのときの信頼度が尾をひいてロジテックを選択。
G413ということで中の下くらいのモデルだが、ゲーミングキーボードで重要な同時押しのNキーロールオーバーや、プログラマブルマクロ、メディアコントロール、ゲーミングキーキャップといった機能はそもそもゲーム用途じゃないので不要。
高度なゲーミング機能
ゲーム モードに切り替えれば、Windowsキーなど、プレイの妨げになるキーを無効にできます。26キー ロールオーバー機能を搭載しているので、複数のキーや修飾キー(Control、Alt、Shift)をどの組み合わせで同時押ししても、期待通りの結果が得られます。さらに、ゲーム向けのアンチゴースト機能により、複数のゲームコマンドの同時発動にも正確に対応します。
プログラマブルマクロ
G HUBでF1~F12ボタンにカスタム機能やマクロコマンドを割り当てれば、攻撃の入力時間を短縮し、次の動きを考える時間をたっぷり確保できます。複雑なコマンドの発動だけでなく、タイミングを指定したアクションや呪文をボタン一つで発動できます。
Logicool G G413 Mechanical Backlit Gaming Keyboard
例えるなら、ゲーム用途じゃないパソコンで3D描画に優れた高額なグラフィックボードを載せるのがオーバースペックなのと同じ。
そもそも自分が欲しいのはゲーミングキーボードではなくメカニカルキーボードなので、自分の用途ではこのあたりで十分との判断になった。
実際に使ってみると、ゲーミングキーボードなのにまさにローラーマウスのために生まれてきたようなフィット感。
手前のスペースも文句なく、高いキー配置によって誤ってローラー部分を押してしまうこともない。
そして打つごとに快感を与えてくれる打鍵感。
とはいえ個人的には昔使っていたようなカチカチ音が激しいGX青軸※が欲しかったのだが、小さい子どもがいて、朝に家族を起こしたくないような今の環境ではRomer-Gタクタイルあたりが妥当ということで我慢する(※ロジテックのサイトではご丁寧にも打鍵音が聞けるようになっている)。
これで味を占めたというか、ゲーミングキーボードの心地よさにハマってしまった。
いつかは打つごとに虹色に波が広がるようなゲーミングキーボードも使ってみたいものである。
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