異変
前回のエントリの通り、新規開拓したハドソンリバー沿いの崖中腹ルートを通って南下していた。
が、その手前、Riverbank State公園(という名の汚水処理場の上にある公園敷地)のあたりで土踏まずに違和感・・・。
Riverbank State Park is a 28-acre (11 ha) state park built on top of a sewage treatment facility on the Hudson River, in the New York City borough of Manhattan. On September 5, 2017, it was renamed Denny Farrell Riverbank State Park, after a longtime New York State Assembly member who represented the surrounding area.
Wikipedia - Riverbank State Park
ランを始めてからこれまでも足の故障は何度も味わってきたが、これは擦れてマメができるパターン・・・。
それでもこれまではペースを落とすなり走り方を変えるなりしてなんとか走りきっていたが、Grant's Tomb(という名の墓モニュメント)を越えて中腹のルートに降りたあたりで耐えられない痛みになってきてたまらず停止。
近くのベンチに座って足の状況を確認する。
土踏まずが擦れていることから、土踏まず部分のアーチサポート用に盛り上がっているインソールを外してみる。
このインソールはデフォルトでついてくる薄っぺらいものではなく、以前足底筋膜炎になったときに対策として購入&使用したSuperfeetという別売りのもの。
これで土踏まずの擦れは軽減されたが、既に擦れて赤く腫れ上がっているので痛いことには変わりはなく、ペースを落として進む。
そのままマンハッタン内へ進路をとって街中を進む。
セントラルパークへ入ったところでまたベンチへ。
擦れた部分に何か接触するだけで痛みが走るので、常に接触しているソックスも脱ぐ。
セントラルパークを抜けてミッドタウンに入ると心なしか痛みが軽減されて普通に走れるように。
こうしてなんとかオフィスまで到着。
レストルームへ直行して汗をウェットティッシュで拭いて着替える。
ついでに用を足す・・・と・・・、
あれ・・・、真っ赤だ・・・。<( ̄□ ̄;)>
通常、血尿っていっても見た目が真っ赤になるとは限らず、尿管結石のときは見た目は普通に黄色かったのに、医者の診断では血が混じってるということで血尿判定されたこともある。
ランニングで血尿が出ることがあることは知識として知っていたし、これまでも褐色系の尿で、「あ、これ血が混じってるな」ってことはあった。
が、目で見て真っ赤な血尿が出たのは今回が初めて。
これまで往復32km走っても何ともなかったのが、今回はショートコースの片道12kmちょいでここまで血尿が出たのはびっくり。
思い当たるのはやはり足の痛みがこれまでより酷かったこと。
いや、ランニング血尿(勝手に命名)の原因は腎臓や激しい運動によるストレスにあるので、足の痛みが直接腎臓に影響しているわけではないだろうが、足の痛みでインソールと靴下を脱いで走ったことでダイレクトな衝撃が腎臓機能に影響したり、それによるストレス増加があったことは大いに原因として考えられる。
血尿は、悪性腫瘍や結石、膀胱炎に加え、腎臓の機能低下によって起こるものがあります。
ランニングと血尿の関係は、特に腎臓の機能低下が大きく関係しています。
腎臓が働いてる証!?長距離ランニングで血尿が出る原因まとめ
Strenuous exercise. It's rare for strenuous exercise to lead to gross hematuria, and the cause is unknown. It may be linked to trauma to the bladder, dehydration or the breakdown of red blood cells that occurs with sustained aerobic exercise.
Runners are most often affected, although anyone can develop visible urinary bleeding after an intense workout. If you see blood in your urine after exercise, don't assume it's from exercising. See your doctor.
Mayo Clinic - Blood in urine (hematuria)
ちなみに自転車ではこれまでレースを走っても、ブルベで200km走っても、3日間連続でセンチュリーライドしても一度も血尿になったことはないので、やはり体重の3倍の衝撃がかかるというランニングとの違いは大きい。
帰りは一応走れるかもと思ってオフィスを出たものの、走り出した途端に痛みが走る。
ここで無理して傷を深くしてもいけないし、そもそも血尿がビジュアル的にインパクトあったので大事を取って地下鉄帰宅に切り換える。
そんなこんなでシューズやインソールとの相性をまた深く考えさせられた一件であった。
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