なぜフロントディレイラーがないブロンプトンでダブルチェーンリングを使っているのか

ブロンプトンはカスタム改造でもしない限りフロント変速がない。

公式のセッティングでは1速、2速、3速、6速から選ぶことができるが、2段変速のリアディレイラーと3段変速のリアハブ内装ギアとの組み合わせで、そもそもフロントディレイラーが存在しない。

なのに自分はダブルのチェーンリングをつけている。

もちろんディレイラーがついていないので変速はできない。

壊れたパソコンがただの箱と揶揄されるのと同じく、フロントディレイラーがついていないダブルチェーンリングは重り以外の何者でもない

いや、やろうと思えば変速はできる。

毎回停車して、手でチェーンをアウターやインナーのチェーンリングに動かしてやればフロントを変速することができる。

ブロンプトンのプーリーは左右に動く遊びがあるので、ある程度であればチェーンリング位置の左右のズレにも対応してくれる。

まさにこれがホントのマニュアル変速(手は真っ黒になるが)。

ただ実際はそんな面倒なことできないので、これまではアウター固定にして走ってきた。

ではそもそもなんでフロント変速できないのにダブルのチェーンリングをつけてるかだが、その理由はクランク長。

自分は180mmのクランク長を使っているが、シングルクランクセットで180mmに対応しているものはほとんどなく、手に入りやすいシマノ製品でも180mmのラインナップを備えているのはデュラエースだけ



ぶっちゃけ重さより消耗による買い替え頻度から来る経済面を考えると、105で十分なのだが、105はおろか、アルテグラにも180mmクランクがない。

というわけで180mmのデュラエースクランクを小径車につけるという状態に相成ったわけである。

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