リモートワークに学校閉鎖の波がニューヨークを直撃

ついにニューヨークにも新型コロナウイルスの波が押し寄せ、各社でリモートワーク(こちらではWork From Homeと呼ぶことが多い)に切り替わっている。

通信大手のAT&Tは24万5千人もの従業員すべてをリモートワークへ移行。



うちの会社でも今週初からリモートワーク切り替えの案内があり、もともとリモートワーク環境が備わっていてこれまでも必要に応じてリモートしていた自分はもう自宅勤務に。

さらにニュージャージーの一部の地域では、公立学校も今日金曜日の午後3時から2週間閉鎖。つまり金曜の授業を最後に、その後の部活動等はすべて中止となった。



リモートワークはこれまで普通にしてきたので抵抗はないが、問題は学校。

オンライン授業にするかもまだ決まっておらず、そもそもニュージャージーには年間180日登校日がないと州の教育補助金が出ない(学校の財務状況によっては運営が立ち行かなくなる)というルールがあるので、夏休みを減らすかなど議論が起こっている。



ちなみに夏休みはアメリカでは2ヶ月半の長期間となっており、サマースクールという外部の夏季専用学級に子どもを入れる人も多い。

人気のあるサマースクールはコロナウイルス影響がこちらで出る前の2月頃には予約が埋まってしまっているところもある。サマースクールは1カ月で40万円くらいかかるところもあり、夏休み縮小等になるといろんな面で影響が出る

まあお金のことよりも問題はやはり子どもの学習進度。

ここは「停課不停學!」という中国のスローガンを拝借して、うちでも意識的に家庭学習環境を整えなくてはいけないと思わされたのであった。

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