アメリカのプロテインシリアル:飛び出せ!君もマッスルだ!

アメリカといえばシリアル大国。

日本でお馴染みのケロッグもアメリカ発祥。



ケロッグコーンフロスト


まずは比較対象基準として、アメリカのみならず日本でもお馴染みなケロッグコーンフロストのPFCバランスを確認しておく。



コーンフレークという名の通り、炭水化物のコーンをベースにしているだけあってほぼ炭水化物。

グーーーレイトォオ!

ただこのタンパク質では筋肉には貢献しなさそうだ・・・。

「トニー、筋肉がつかないよぉ~」

Kashi Goのプロテインシリアル


そんなほぼ炭水化物、ほぼ炭の世界で、最近の健康ブームの追い風もあって健康的なシリアルを謳って様々な商品が発売されている。

そのひとつがKashi GO Crunch Breakfast Cereal。



Plant Protein and Multigrain Cerealとプロテインをウリにしているだけあってプロテインは高め。



ただまだプロテイン割合としては低い。


ちなみに日本でプロテインシリアルは出ていないのかと調べた結果見つけたカルビーのグラノラプロテインは上記Kashi Goと同じような感じ。



フレークではなく、マルチグレインの固まり系というのも同じような食感であることが伺える。



マジックスプーン


そこでいろいろ探して見つけたのがマジックスプーン。

一般的なシリアルと比べるとその差は歴然。



ニューヨークで起業したベンチャーによるものらしく、自分も早速取り寄せて食べてみた。



歯にくっつきやすいのが難点だが、それなりにサクサク感は出ているし、不味くもなく、というかむしろ普通に美味しく食べれるレベル。



プロテイン割合も40%と高く、この味でこのプロテインなら十分合格点。



が、プロテイン割合が高いのと同じく、値段も高い・・・。

同じサイズの一般的なシリアルの5倍の値段・・・。

4箱セットで買っても39ドルと、常用するには費用対効果のハードルが高い。



BariWiseのハイプロテインシリアル


純粋なプロテイン割合でいえばMagic Spoonが高プロテインシリアルかと思いきや、さらなる有望株がこちら。



見た目はチョコワに似ていて、食感はカリサク感があって、マジックスプーンのように歯にくっつくこともない。

チョコレートではなくココアという名称のように甘さは控え目だが、十分普通のシリアルとして食べられるレベルで、むしろ日本でチョコワが好きだった自分としては好感触。



プロテイン割合も52%と驚きの高プロテインシリアル。

このBariWiseは何回かリピートしたものの、やはり問題は価格の高さ。

高プロテインだったら普通にプロテインパウダーを飲んでもいいわけで、ぶっちゃけ普通のシリアルにプロテインシェイクをかけて食べたってそれなりのタンパク質は摂取できる。

というわけで値段さえ安ければ・・・という結果になった。

将来的に需要が増加して価格が下がってくれればいいのだが・・・、まだ時代待ちやな・・・。

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