AREA CLOSEDのサインとともに紅白ブロックが置かれて道が塞がれている。
まあ道が塞がれていることはよくあって、車の通行はできないものの、ランナーは気にせずブロックの端のスペースを通り抜けて走り続ける人は多いし、サイクリストも自転車を担いで乗り越えて走ることも普通。
だが、この日は左右に通り抜けるスペースがないほどブロックが端まで(文字通り)ブロックしており、奥に工事用の車も見えるので本気?っぽい。
それでも乗り越えて走っているランナーもいるが、見ているとそこで引き返す人の方が多いような状態。
この先は2km~3kmほど一本道なので、途中で管理スタッフに出くわすリスクを考えると自分も引き返す方を選択。
通行止めの手前に川沿いへ降りる道があるので、普段は行かないが手持ち無沙汰で降りてみる。
初めて行ってみたが、少し整備された公園のようになっていて、駐車料金を取る徴収所もある。
ジョージワシントンブリッジの近くなので眺めもいい。
雨が降ったあとで駐車場に水溜まりが張っていたこともあり、ウユニ塩湖のように反射鏡っぽくなっていて思わず写真を撮る。
とはいえ、景色はいいがトレーニングコースとしてはもちろん、疲労抜きのジョギングコースとしても微妙。
一応そこで散歩している人もいるが、周回コースというには歪だし、ここで走り続ける気にもなれない。
しょうがないので通行止めまでの1kmほどを往復してみるが、それも微妙で当初のランニングコース予定が崩れたことで気合いも減り、一般道へ戻る。
もともと15kmほど走るつもりでいたが、この時点で10kmちょっと。
こうなったら走りにくいけど一般道をぐるっと回って距離を稼ごうかなと思ったらそこで雨が降り始める。
結局かなり本降りになってきて12kmほど走ったところでそのまま帰宅。8km追加でルームランナーで走ってカロリーだけなんとか消費した感じになった。
自動車が少なく自然が多いという点でお気に入りのコースだったが、通行止めひとつでランニング予定が狂ってしまう。
自然が多いことの裏返しか、雨や風で木が折れたり崖崩れになることもけっこうあり、通行止めのようになることも珍しくないので常用するのは微妙かもしれない。
今月初のハリケーンイサイアスでも倒木がけっこうあったし、これまでに奥の坂道で道路自体が地滑りに巻き込まれて崩れ落ちたこともあった。
まだ場所によっては道路の3分の2くらい塞がれているところも。
ハリケーンの爪痕の中をランニングする
そう考えると鉄板のランニングコースとしては別のルートを考え方がいいのかもしれない。
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