東京と東京以外の新型コロナ感染者数比較&都道府県別スパークライン

前回、「なんで東京以外合計の数字を見かけないんだろう」ということで作ってみたグラフ。

それなら東京と東京以外の比較はないかなと思って探してみたものの、意外とない・・・。

ニュースで出てくるのは全国の感染者数一覧のみで推移が見れるものではなかったり、棒グラフが出てきても東京のみだったり、全国合計だったり、個別道府県(大阪や沖縄)だったりで、「東京以外の合計推移」というのがあってもよさそうなのに見つけられなかった。

東京と東京以外の新型コロナ感染者数を比較してわかったこと

せっかくPythonとPower BIで自動化したので最新の情報(8月20日)で更新してみた。

データは引き続き厚生労働省公表の都道府県別感染者数から。



東京と東京以外の感染者推移グラフ


まずは累計感染者数の推移比較。水色が東京で紺色が東京以外合計。両方足せば全国合計になる。



最近落ち着いてきた感があるものの、やはり東京に対して東京以外の増加が多く、感染の主戦場はむしろ東京以外になっている傾向をみてとれる

そして日ごとの新規感染者数を東京と東京以外合計で比較したのがこちら。



8月1日の東京都感染者数が厚生労働省のデータではゼロになっていて翌日に合計して集計されているようだが、公表データで信頼性を担保するため元データには手を加えずそのままにしている。千葉や他の県でも同じような例があるが、月初であることが公表日ずれの原因なのだろうか。



都道府県別スパークライン


ちなみに自分が状況把握のためにチェックしているのはグーグルのコロナサイト

アメリカでは各州ごとのリストでスパークライン(表内グラフ)が表示されるのでどの州や地域でどのような傾向が出ているのかわかりやすくて重宝している



が、日本の内訳だと情報が足りないのかスパークラインが表示されない。



ということでせっかくだから東京と東京以外に加え都道府県別の感染状況をグラフ(スパークライン)にしたものがこちら。





こうしてみると神奈川、埼玉、千葉ではまだ増加傾向から抜けきっておらず、小康状態とはいえずに予断を許さない状況であることがわかる。

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