年初の忙しい中で見た議事堂占拠事件

いつも子どもの勉強を見て、お風呂に入れて寝かしつけてとするのだが朝から夜までずっと仕事。

幸い11時過ぎに西海岸(まだ午後8時)から必要なデータがもらえたので徹夜はしなくて済んだが、一区切りついたのが午前2時。

こういうときこそリモートワークで助かったと思う。

以前は会社に泊まったこともあったが、午前2時だとジョージワシントンブリッジのサイドウォークは閉まってるし、夜中の地下鉄は治安も悪いので公共交通機関も避けたい。それに往復で2時間とか費やすことを考えると寝るためだけに家に帰ったとしても実質休めるのは3,4時間・・・。それなら会社の会議室でギリギリまで寝てた方がよっぽど回復できそう。

これがリモートワークだと先にシャワー浴びとくかとか自由が効く。会社で残業していたときは橋が閉まる前でも夜遅くなると「これから走って帰るのかぁ」とげんなりしたこともあった。特に夜かつ雪が降ってたりすると精神的にもきたものだった。
そんなこんなで忙しかったのでニュースを追う暇もなく、デモ隊の議事堂突入をアメリカ人の上司から聞いて知る。


日本人の自分はアメリカの政治にそこまで思い入れはないのでフィラデルフィアで暴動があったときと同じような感じで見ていたが、アメリカ人にとっては単なる大都市の暴動とは違ってかなりショックな光景だったようだ。

議事堂に突入した暴徒がレベル・フラッグ (Rebel Flag)を掲げる姿は象徴的で、アメリカの自由の象徴の一つを文字通り土足で踏みにじられたような感覚があるのだと思う。
さらにこの暴動で4人も死者が出たというから穏やかじゃない。

そのうちの一人、最初に死亡と報道された女性は首を打たれたとのこと(写真はモザイクをかけてあります)。

当初はどの立場の人が亡くなったのかわからなかったが、熱烈なトランプ支持者だったらしい(写真右、Make America Great Againのスローガン帽子を被っている)。
平和的なデモならいざしらず議事堂を選挙するのは犯罪であるし、ジョージフロイドさんのようにニセ札使って殺されることを考えれば、議事堂選挙で殺されるのもまあアメリカ的には普通のことなのかもしれない。

トランプに煽られて暴挙に出る支持者には賛成できないが、それでも命を落としてしまったのは自業自得といえども冥福を祈りたいのものである。


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