もう一度寝ようとするがいろいろ考え始めると頭も覚醒してしまうのでそのままベッドを出る。
いつもは朝6時からの2時間が勝負というかトレーニング時間なのだが、さすがに4時だとまだ静かすぎるし日曜でもあるので騒音が出るローラー台も振動が出るルームランナーも走るのは憚られる(まあ家族が寝てる間に外に出てもいいんだろうが)。
ちょうど年始だし、いろいろ考え込むには良いタイミングなのかもしれない。
自転車やランニングやダイエット、逃げ恥じSP見なきゃとかいうドラマやゲームは趣味嗜好の話なので今回は置いておいて、たまには真面目に今年重視すべきことをまとめてみる。
仕事と生活
まず考えるのはやはり仕事だろう。仕事そのもの以外にも給与という形で生活に直結しているので責任重大な部分である。
日本の自己都合退職のように、アメリカでは会社都合退職(いわゆるクビ)も普通にあり、これまでも人事評価は悪くないに会社の都合で解雇されるケースを何度も見てきた。
金融業界はリモートワークもあって大都市圏から離れているので、高い給与エリアの人間というだけで解雇対象になることもあり、会社自体の撤退によって解雇されるリスクは日本よりよっぽど高い。
シリコンバレーでも従業員の郊外引っ越しと引き替えに減給しているという話もあるし、この激動の時代に働き方も変わってくるのでこれまでの常識が通用しなくなるかもしれない。
まあ自分のキャリアは潰しも効く方だし従業員の生活のことも考えないといけない会社経営者の人たちと比べればいい方なのだが、転職自体が体力や気力を使うことだし、さらにリモートの今の時代は職探しも大変そう。おまけに家庭や子どもの教育でも心労や時間を取られることを考えると仕事くらいは安定していたい。
子どもと教育
次はやはり子どもの教育。会社から見れば替えが効く社員と違い、ある意味仕事以上に責任を持つところかもしれない。
ここでも影響が大きいのはコロナ。
感染者世界一のアメリカだけあって、義理の叔母や知り合いで亡くなった人もいるし、子どもの学校でも感染者が出ている。
そういう身近な訃報や感染を耳にすると自分が死んでも子どもが生きていけるようにしていかないとと思うし、親がいなくても独り立ちできるように育てていかなければと思う。
あと同じくコロナ関連で不安というか申し訳なく思ってるのは友達が少ないこと。
ちょうど小学1年生に入る(日本の学年割りではまだ幼稚園だが)タイミングでフルリモートだったため、小学生で大事な入学後最初の友達を作る段階がスキップされてしまった。
日本では「友達100人できるかな」なんていってわくわくしてランドセルを背負って登校することを考えると不憫に思う。幼稚園以前に知り合った友達はいるのだが、日常的に連絡を取ってるような友達はいない。学校が再開したり学年も上がれば友達はできるのだろうが、かといってこっちでは日本よりドラッグも犯罪も多いのでそういう悪い友達とは仲良くなって欲しくないしと複雑な心境である。
大きい子どもがいる知り合いとかは、もう子ども達のネットワークが出来ているので友達とチャットグループで繋がっていたり、オンライン対戦でゲームしたりとコロナ下でもコミュニケーションが取れているようだが、そもそも友達ネットワークが出来る前にコロナになってしまったのはタイミングが悪かった。
あとはやはり学校の勉強についていくこと。
日本の知り合いからはバイリンガルやトリリンガルでいいねと言われたりするし、学校で英語を使えば英語は自然に身に付いていくのかと思ったが、こんなに大変だとは思わなかった。
例えば算数でも文章題になると一気に解けなくなり、「残りいくつ?」の「Remaining」の意味がわからなくて思考停止してしまったり、ソーシャルスタディという社会知識を学ぶ授業でも英語の質問がわからなくて答えられなくて苦手意識を持ってしまったりと、英語がハードルになって他の教科にまで影響を及ぼしている。
コロナで家にいるばかりなのでこれ幸いと学校の学習進度にキャッチアップできるよう教えているが、ジャーナル(日記というか英作文)で何を書けばいいか英語が出てこなかったり、スペルがわからないとそこでストップしてしまったりと苦労は多い。アメリカ人はスペルミスが多いというが、むしろスペルミスを気にせずにガンガン書き続けるようなおおらかさ(大雑把ともいう)が必要なのかもしれない。
アメリカはある意味日本よりも学歴社会なので1人で稼いで生きていけるようにするために教育はやはり今の生活の中で最重要事項だろう。
子どもが大学で自立というか家を出ると考えれば子どもと一緒の時間は18年ほど。
うちの子は6歳なのですでに3分1過ぎたことになる。
ついこの前生まれたと思ったのにもう3分の1過ぎてしまったと考えると早い。
まあ生き方は一つじゃないし職業ユーチューバーでもプロゲーマーでも稼ぐ力があればいいだろうが、なんの職業に就くにしても小学生の段階で学校の授業についていく必要はあるだろう。
ということで重要視するのは仕事と教育というありきたりなものになったが、ありきたりだからこそ重要なのだろうし、ある意味この2つは自分が社会に対して責任を負っている部分とも言える。
こんな時代だからこそ地に足をつけて一歩一歩頑張っていきたいと思う。
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