ニュースでご存知の通り、ニューヨークの主要駅ではウォークイン(予約無し)でもワクチンを受けると1週間乗り放題の地下鉄チケットが貰えたり、別の州では百万ドル(≒1.1億円)当たる宝くじがついていたり、50ドルのアマゾン商品券が貰えたりと追加インセンティブも出ている。
ちなみにハワイではワクチン接種をするとピザ1年間食べ放題が当たったりするらしいが、ニューヨークでもワクチン接種カードを見せるとクリスピークリームがドーナツを1個無料でくれたりで負けていない。
むしろもっといいディールが出てくるまでワクチンを待った方がお得なんじゃないかと思ってしまうほど。
とはいえ、職場のチーム内ではワクチン未接種者は自分だけになっており、和を以て貴しとなすのスタンスからはそうも待ってられない。
ということで重い腰を上げてワクチン接種することに。
オンライン予約
まずはオンライン予約。
ウォークインで受けられるところも結構あるが、やはり予約しておいた方が安心。
家の近所を検索してみると、歩いて5分以内で行けるところにワクチン接種会場は3箇所あり、そのうち2つがドラッグストア、もう1つがスーパーマーケット(内の薬局部)だった。
さすがにいつも買い物してるスーパーで接種するというのも温度管理とかしっかりしてるんだろうかという不安もあり、スーパーよりはドラッグストアの方がちゃんとしてるんではないかという勝手なイメージでドラッグストアをチェックする。
が、家の近くのドラッグストアではモデルナのワクチンのみ取り扱っているとのこと。
別にモデルナのワクチンでも構わないが、一応情報を調べてみると副反応はファイザーの方が発症割合は低い。
接種者数もファイザーの方が多そうで、せっかく選べるんだからということでファイザーにすることに(ちなみにジョンソン&ジョンソンは1回で済むのが魅力だったが、少し遠いところまで行かないと対象店舗がなかった)。
ところが近所のドラッグストアはどちらもモデルナで、ファイザーのワクチンを扱っている店舗は3kmほど離れている。
キロ6分でジョギングしていけば18分で行けるが、ワクチン打つ前後に運動するのも健康的にどうなんだろうというのもあるし、万一副反応が強く出ることも考えると不安は残る。
ということで今度はスーパーのワクチン予約サイトも見てみると、なんと近所のスーパーで扱ってるのはファイザーということが判明。
そのままオンラインで予約完了。最短では当日予約もできたが、仕事への影響も考えて週末土曜に予約。
ワクチン接種1回目
そして今日、事前にプリントアウトしてサインした1枚物の同意書を掴んで手ぶらで向かう。スーパーについて薬局部に行って予約したことを伝えると、そこの椅子に座って待っててくれということで座って待つ。
このまま中に呼ばれて医師的な人から問診受けたりして厳かに接種されるのかなと思っていたら、さっき受け付けてくれたおばちゃんでおそらく薬剤師の人(※気になって調べたので本エントリ最後に追記)が手のひら大のトレーに入れた注射器を持って来くる。
その場で椅子の横のテーブルに腕を乗せて注射して終わり。
待ち時間1分、注射作業自体は1分も掛からずに終了。
副反応が出るかその場で待たないと行けないことになってるということで、15分間座って待つように指示される。
向かいの状況はこんな感じ。普通にスーパーの中についたてと椅子が置いてあるだけで、「接種会場」というと拍子抜けするくらい。
15分と言われてたのに、10分ちょっとでさっきの薬剤師の人が出てきて、2回目の日時を書いておいたからということで書類を渡され、その場で次の予約を確認して終わり。
結局窓口に行ってから接種完了&解放されるまで15分もかからなかった。
こんな簡単ならもっと早く受けてもよかったなと思いつつ、せっかくだから子供に飲ませる牛乳とかの買い物もついでに済ませて帰宅。
ちなみに副反応の方は驚くほど何にもなかったが、数時間経って注射した左腕の筋肉が凝った感じが出た。
とはいえ熱や倦怠感も特にないのでまずは順調。
次は今月末の2回目接種を待つのみである。
なお、上記で注射を打ってもらった薬剤師の人と書いていて、「あれ、そういえば日本って薬剤師の人は注射打てないんじゃなかったっけ」と気になったので調べてみたらこんな記事を見つけた。
2012年の記事で、「将来的には薬剤師が注射を打たざるを得ない時代がくる」と書いてあったが、このコロナ禍でそれが現実化されるかもしれないらしい。逆に言えば9年間何の進展もなかったということなのかもしれないが・・・。
実際に受けてきた身としては、近所のドラッグストアやスーパーでもワクチンが接種できるというのはすごく便利でワクチン普及という点ではメリットは多いと思う。
そういえばインフルエンザの予防接種もドラッグストアで買い物するついでにパパッと打つことができるのを思い出したのであった。
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