世界で最も売れたゲームソフト、マインクラフト。
その存在は知っていたし、以前香港に行ったときに子供にYouTubeを見させるよりはとAndroid版を買ったこともあるのだが、ちゃんと遊ばずにアンインストールしたままだった。
そもそもマインクラフトの画面を最初に見て思ったのは、「えっ、これが現代のゲーム?」と思うくらいの画面の粗さ…。リアルさを追求した高画質ゲームが溢れる中で、マイクラが売り上げ世界一なのはなんとも皮肉というか信じられなかった。
時系列は逆で邪道ではあるのだが、同じサンドボックス系ゲームとしはドラゴンクエストビルダーズから入った自分としては(敢えて言わせてもらうが)マインクラフトの画面の汚さに二の足を踏んでいた。
が、うちの子が友達から聞いてきたのか、学校から帰ってきたある日、マインクラフトをやりたいと言い出す。
2年前に買ったAndroid版はまだインストールして使えるし、教育としても役に立つという記事も読んだことがあるのでやらせてみる。
が、小学生低学年には荷が重いらしく、すぐにヘルプを頼まれて一緒にやることに。
Androidの場合一度買ってしまえば複数の端末でインストールできるので、タブレット2つやタブレットとスマホでも同時プレイができるのは強み。
たしかにドラゴンクエストビルダーズだと本体とソフトがそれぞれ2つ必要になるのでその点はハードルが高い。
さらにマルチプラットフォームに対応していて、PCやスイッチでもAndroidと同じ世界でプレイできるのはさすが世界一売れたゲームというだけの汎用性の高さ。
前提知識が何もないまま、まずは何度も死んでリスポーンを繰り返しながら拠点を作っていく。
モンスターが入ってこれないように拠点を囲い、たいまつで沸き潰しをしてと、ネットで調べながら進めていく。
地平線に落ちる夕陽を見て感慨深く眺めたり、最初はあんなに苦手意識を持っていた画質も綺麗に思えてしまっている自分がいたw
農場を作ってブタを繁殖させていくと、ニンジンを持った自分に寄ってくるブタをかわいいと思ったり、
ベッドで飛び跳ね、一緒に寝てくれる猫にほっこりしたり、
最初は目を真っ赤にして牙を剥いていたオオカミ(犬ではない)に骨を与えてなつかせ、
繁殖させてペットにして一緒にゾンビと戦ったりと動物との触れ合いも楽しめる。
そしてかわいいと思っていた鶏の顔が4x4ドットしかなかったのに気付いて思い知った。
これって4x4ドット以外の部分を自分の想像力で補ってるからかわいいと思えるんじゃないかと…。
そう、文字だけの小説を読んで想像力を働かせるのと同じで、マイクラも粗いドットを想像力で補って脳内画質を高品質に変換しているのではないだろうか。
マイクラの教育効果記事では創造性によく触れられているし、ブロックを積み上げてゼロから創り上げていくのはたしかに創造力が養われるだろうが、マイクラをやることで想像力も鍛えられるのかもしれない。
しらんけど。
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