ジョージワシントンブリッジのノースウォークがリニューアルオープン

改修工事でコロナ前から通行止めになっているジョージワシントンブリッジの北側サイドウォーク。

今朝はこれまで通り普通に南側を通って自転車通勤したのだが、北側が今日からオープンしたらしい。

ニューヨーク側エントランス

日も長くなってきたし、帰りはちょっと足を延ばして北側に行ってみるかと思いながらハドソンリバーを北上する。

いつもは177th Streetで左折するのだが、そのまま直進して181stから北側へ回り込むと開通していた。

なにこれ、超キレイ!

将来的にはサウスウォークは歩行者専用になり、ノースウォークは自転車用になるとのことだが、サウスコースの改修が終わるまでしばらくは※共用になるからか歩行者に注意の看板が。(※ノースウォークの改修はこのブログで取り上げたのが2019年なので4年近くかかった)

広い、広いぞ~

こんな踊り場というか展望台も。

ジョージワシントンブリッジが一望できる。

主塔の直角カーブ

ブループリントで改修項目として取り上げられていた主塔の直角カーブ。

青色部分の三角形部分を増やすどころか、ブループリントの2倍ともいえる四角形型で面積が増やされていた。

が、実際に走ってみるといきなり道幅が広くなっていきなり狭くなるので、広くなった分スピードを対向車に出されるとかなり危ないかもしれない。欲を言えば鉄柱部分も広げてさらに三角形型に面積を広くしてほしいところだが、ハンガーロープは吊り橋の構造上取り除くことができないので難しいところだろう。

ニュージャージー側エントランス

ニュージャージー側の高速道路との交差部分はこんな感じ。これまでは自転車を担いで階段を昇り降りして高速道路の高架橋を渡っていたのだが、自転車は直進するようになっている。

路面からもランプが照らされていて、タイムスリップしたくらい近代的になっている。

ただ残念なのはマンハッタン側と違って180度のヘアピンカーブが2つもあるところ。

一応幅は広く取れていて、サウスウォークにあるヘアピンカーブと比べれば改善されている。サウスウォークの方は狭すぎて森公美子がいたら他の人は通れない。

とはいえ、マンハッタンブリッジですら※ヘアピンカーブは回避できているのにどうにかならんかったのか…(※ジョージワシントンブリッジよりよっぽどエントランス部分の面積が取れてない)。

ちなみに往復するとマラソン以上の距離になるPalisades Interstate Parkのハイキングルートへの入り口もちゃっかりアップグレードされていた。

こちらは高速道路を越えた側にある2個目のヘアピンカーブ。こちらも幅は広くなっているので森公美子2人分くらいはすれ違うことができるが、転落防止用にそれなりに壁が高くなっているので対向車が見えにくく、混むと走りにくそう。

そしてこちらがノースウォークのニュージャージー側エントランス。ジョージワシントンブリッジとは思えないほど明るいエントランスになっている。

ちなみにこちらがまだ改修されていないサウスウォーク側のエントランス。天と地の差とはまさにこのことか…。「おもてなし感」が全然違うというか、いつも思うが知ってる人じゃないとここが入り口だとわからんレベル…

ということで総じて好感触

主塔やメインケーブルのアンカレイジ部分といった、橋の構造上狭くなっているところは改善に限界があり狭いことは変わりはないが、それ以外の部分で広くできるところは改善されているので走っていて気持ち良い。

ただそもそも北側はマンハッタン側のアクセスも微妙に遠回りになるので南側が改善されれば言うことなしなのだが、南側改修後は自転車は通れなくなってしまうのでそのときはランで堪能したいと思う。






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