チャイナタウンの飲茶フードコートを試した結果

今回迷い込んだのはこちらの店。

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もともと喜萬年(ヘイマンニン)という名前の飲茶レストランだったのだが、改装して屋内フードコートになっていた。

といってもメインはフードコートの4分の1を占める美食樓(89 Eatery)という名前の飲茶テナント。

テナントというより元々の喜萬年のスタッフがやってそうな雰囲気。フードコートという形態に移行したのは、コロナで経営が苦しくなってテナントを取り込むことで生き残りを図ったのであろう。しらんけど。

定番の山竹牛肉や蝦燒賣、鮮竹巻、珍珠雞などを確保。

一口食べてみる…が、まずい…。

鮮竹巻は名前に反して新鮮さがなく、硬いつくねを食べてるよう。

同行した華僑の方々の反応も悪い。

こりゃもうリピートはないなと思いつつ、別のテナントで豆乳と豆腐花を売ってる「人和」という店があったので行ってみる。

右奥の小さなスペースなので喜萬年の脇役っぽい感じだが、曰く、「1936年に香港で創業」で「紐約分店(ニューヨーク支店)」ということで少し期待。

豆乳は…、美味い。ちゃんとした豆の味に程良い甘み。豆腐花は型崩れしやすいのは石膏不足※だろうが、味は合格点。(※豆腐花はにがりではなく石膏で固める)

むしろ老舗の東湖が潰れてしまった今としては貴重な豆腐店で、個人的には毎週持ち帰ってもいいレベル。

他にも手作り感あふれる粽(ちまき)や蘿蔔糕も売っていて、日本でいう家族経営のコロッケ屋さんみたいな感じ。

他のテナントとしては、人がちょこちょこ入っている台湾餃子の店もあり、鍋貼を売りにしているよう。鍋貼(ウォーティッ、中国語ではグオティエ)は日本の焼き餃子のようにフライパンで焼く中国餃子だが、皮は水餃子と同じものなのでムッチリしていて食べ応えがあるのが特徴。 

飲茶はリピートなしだが、次に来たときはむしろ小さなテナントを試してみてもいいと思ったのであった。


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