性に目覚めかけてる息子を見て考えること

夜寝てるときに小学4年生の息子がモゾモゾしてるのを見かけました。

といっても本人はItchy(ムズムズする、かゆい)と言っていて実際に赤く腫れてしまっていて掻きすぎないように言ったのですが、股間付近のムズムズは第二次性徴の始まりなのかもと思いました。

あまりに昔のことなのでよく覚えてませんが、たしかに小学5年生前後くらいで性に関して意識し始めた気がしないでもないでもありません。

子供の学校でもいわゆる保健体育の授業をする許可の書類が来たので、年齢的にももうそういう知識や意識が出始めてもおかしくないのだと思います。

ちなみにこちらでは(人種や宗教によっても違いがあるからか)親の承諾がいるようで、Noで回答すれば性教育やドラッグ関連の保健体育系の授業は拒否することができます(地域や州によっても違うようですが)。

親としてはそれも含めて子供の成長として、恥ずかしがるわけでもなく説明してあげたいと思うのですが、男親として思うのは「これから大変だぞ」ということですかね…。

今学校で習ってるうちのいくらかは大人になったら不要になったり忘れたりするかもしれないけど、人間の本能に関わってくる性がらみの問題は今後何十年と、人によっては一生に近いレベルでつきまとってくるよと…。

人生における二大要素を考える

思えば「世間でニュースになるような事件は大半が性か金がらみ(あるいはその両方)」です。交通事故や災害とかの故意によらない「事故」は別にして、当事者の欲が絡んでくる「事件」に限れば大半というよりほとんどは性か金に関連してるのかもしれません。

  • 性がらみ:痴情のもつれから〇〇、性暴力、痴漢、盗撮、DV
  • 金がらみ:遺産で揉めて〇〇、オレオレ詐欺、投資詐欺、違法賭博、強盗、窃盗、横領、裏金、政治資金不正
  • ハイブリッド:国際ロマンス詐欺、結婚詐欺、美人局、援交、パパ活、頂き女子

世間の事件に限らず、スケールの大きい国際的な紛争や戦争もエネルギー覇権や利権や権益だったりが裏にあることを考えると金に関係しているといえるかもしれません。

そう考えると、性と金は人生に大きく影響を及ぼす二大ファクターなわけです。

一方でそんな大事な性と金について学校では全然教えてくれない。

最近では進んだ性教育や投資教育をしているところもあるそうですが、自分が子供だったときはそれぞれ保健体育や政治経済の授業で表面的な知識を教わる程度でした。

こうして考えると、過去の教育や高校・大学受験というものは、「インプットされた知識を相手の要求に沿う形で処理してアウトプットする」という能力を養うためのものであって、人生で大事なことを教わるというよりかは「優秀なサラリーマンになるための訓練機関」だったんだなとつくづく思います。

逆に親としてはそこで足りていないところを補完するように子供に教えていかなければと感じます。

ウォーレンバフェットが11歳のときから株を購入してたように、子供のうちから金銭感覚を身に着けさせるために口座を作ったり投資させたりという事例も読みますが、カード破産するような将来にならないように今のうちからいろいろと教えておかなければと。

ただ投資教育と違って性教育は母親にとってもセンシティブな話題なので、まずはコンセンサスを得るために親同士の話し合いからはじめたいと思います。


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