noteとBloggerの比較:ドメインパワーはnote.comの圧勝

 以前ブログの今後について考えましたが、最近は試しにnoteをはじめています

 
といってもこのBloggerと同じように記事を上げたり、昔の記事を再掲したりと、いわゆるブログのミラーサイト的になっていて、まだ運用方法に慣れてない感じです。

noteのメリットとデメリット

機能的にはBlogger>noteで、noteでできることはBloggerでもできる一方、Bloggerでできることはnoteできなかったりするので、「自由度が低いけどソーシャル風なブログ系プラットフォーム」という認識で、noteの利点がまだ見い出せていません。
 
この点、noteにはマガジンという機能があり、テーマごとに記事をまとめて、YouTubeでいうプレイリストのようにすることができます。ただそれってBloggerでつけてるタグ機能と実質同じで、「スキ」やフォローの機能もSNSっぽいですが、はてなブログの「いいね!」とかと同じで目新しいものでもありません。
 
とはいえ、(これもはてなとの違いにはなりませんが)運営母体が今週の新着記事みたいな感じで紹介してくれたり、関連記事の中に同サービスの他の記事を出してくれたりと、コミュニティ機能はインプレッション数でメリットがありそうです。イメージ的にはちゃんと管理されてる羊の群れみたいな護送船団方式感があります。

noteのイメージ

一方で、Word Pressはその逆の典型ですが、Bloggerも運営母体のホームページ的なものがないので横のつながりといったものが存在しません。イメージ的にはまさに一匹狼です…。

Bloggerのイメージ

そして、前回も触れたように、Google検索の傾向がブログに厳しくなっている今、コミュニティー系サービスに比べてドメインパワーも弱くて検索流入が見込めにくいのも難点です(人気のある狼は強いんでしょうが)。

ドメインパワーはnote.comが圧倒的だった件

この点、それを象徴するような出来事が(まだnoteはじめてそんなに経ってないのにも関わらず)ありました。
 
それがTWSのAPI FAQの翻訳で、Bloggerでは検索結果の奥の方に埋もれていたのが、noteにアップしたら「IB証券 TWS API」で検索すると、1ページ目に出てくるようになりました(アメリカから&「日本語のサイトのみ」の設定にしているので地域によって違う結果になるかもしれません。ちなみにBing検索とかでもGoogleとはけっこう結果が変わるようです)。 

転載するにあたりフォーマットを直したり、誤訳を直したりとかなり時間もかけてはいますが、それでも基本的な内容やキーワードは同じなのでドメインパワーの違いに圧倒された一件でありました。

念のためドメインパワーを調べてみると、上がnoteで下がblogger。Bloggerはサブドメインが含まれた形になっているので2種類チェックしてみました。GoogleやBing等々の検索がどのようにサブドメインを扱ってるのかはわかりませんが、Blogspot.com単体でもnoteに後れを取っています。

ということで「noteの利点がまだ見い出せていない」の前言は謹んで撤回させていただきます🙇

noteは機能がデメリット…

とはいえ、今後、Bloggerとnoteで同じように記事をアップしていっても冗長で作業が増えるだけですし、かといってnoteに一本化するのは機能的な面でも微妙です。
 
機能面と言えば、そもそもBloggerで一番アクセスがあるページは表組み(HTMLのテーブル)を使ったものも多く、テーブルが使えないnoteはその点でも致命的です。

フォントの色やサイズを自由に変えれないのも表現的にはデメリットで、「先物賭博黙示録」みたいなネタ系に走った記事(損失額は本物ですが😭)はnoteに合わず、noteでは綺麗に整理された記事の方が喜ばれるのかもしれません。
 
この点、Bloggerは雑記&日記ブログになってますが、noteでは投資の話しに集中するとかテーマ型にした方がいいのかなとも思いました。
 
マガジン機能にもあるように、あたかも雑誌や本を作るように、「記事の数よりも、特定の記事を追記して拡充させていく」感じで…。

logじゃない方がいいのかもと気付いた話し

と書いていて思ったのですが、そもそもBloggerでも日記形式にこだわりすぎていたのかもしれません。
 
そしてその原因はおそらくBloggerというかBlog(もともとはweblogの略だそうで)の「log」に無意識的に引きずられていたんだと思います。
 
システム開発というかプログラムを書いた経験がある方ならわかると思うのですが、logと聞くと日付順というか、log=日時別に記載されているものという大前提があるので、ブログもそうしなければと思い込んでいたのだと思います。

IB Gatewayのログ画面

noteが「ブログ」という名称を使ってないのもそんなところに背景があるのかなと思ったりしました。
 
まだ明日はどっちだ状態ですが、トライ&エラーをしつつ方向性を探っていければと思います。


0 件のコメント :

コメントを投稿