子供の自転車修理と中華ブレーキメーカー

 知り合いからもう子供が大きくなっていらなくなったということでお古の子供用自転車をもらってきました。

ところどころ壊れてるから捨てようと思ったということでもらったのですが、どれも少し手を加えれば直せるものばかりでメンテします。 

チェーン

少し試し乗りしたところ頻繁にチェーン落ちします。子供用自転車ならではというか脚が汚れないようにチェーンガードがついているのですが、どうやらチェーンのテンションが緩くなってて落ちやすくなっていました。


ディレイラーもないシングルギアなので、リアホイールの仕組み自体はピストに近いところがあり、ホイールの前後位置が動かせるようになっています。少しホイールを後ろ側に動かして張り具合を調整してこの部分は解決しました。

ペダル

ペダル自体は普通のペダルなのですが、ペダルを回すとガタついてトルクがちゃんとチェーンに伝わってる感じがしません。
 
ペダルを手で掴んで動かしてみるとどうやらボトムブラケットでガタが起きている模様。
 
ロードでは見ないタイプのBBですが、大き目のレンチで増し締めできたので、逆ネジに気を付けながら締めこんでガタつきも解消できました。

かからないブレーキ

お次は効きが悪すぎるブレーキ。
 
とりあえずワイヤーを張りなおしてやればなんとかなるかと思ったら、そもそもブレーキシューのパッド位置がおかしく、タイヤに接触しちゃってます。


これ、最悪サイドパンク起こさないかと驚きながら調整。
 
そしてワイヤーを調整して効きをチェック…。
 
と、フロントはそれで直ったのですが、リアの方はスプリングがへたれていて、一度締まったブレーキがテンションを緩めても元に戻らず、そのままリムに擦った状態になってしまいます

これはブレーキ自体買い換えないとまずいかもということでネットで子供用自転車のブレーキを探します。
 
互換性のあるものがeBayで見つかったので購入。

ロードバイク用でもないのでブランドは気にしませんでしたが、ZITTOというメーカー

検索してみるとフェイスブックのページがあり、なぜか住所はスイスのチューリッヒになってますが、電話番号は+86で中国の国番号から始まっています



会社詳細にShenzhenと入っているので別に隠してるわけではないようなのですが、さらに調べてみると「深圳市三六五户外用品有限公司」という中国語の会社名を発見。
 
中国語のサイトを見つけましたが、住所は深圳になっていますが電話番号は英語版サイトと同じでした。ちなみに英語名と比べてみても、「深圳市」を含めた名称が正式社名っぽいです。
 


深圳のこちらに入っている模様。とりあえず身元?が確認できたので安心です。
 

ということで届いたブレーキを装着します。
 


これで自転車は実用に耐えうる状態になりました。
 
あとは息子が乗れるようになるだけです…。


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