自転車のプーリーが微妙にズレた時、試してみた“インド流”修理法

 🔧 チェーン交換は定期メンテからはじまる

月に一度の定期メンテナンスとして、Googleカレンダーに「タイヤ空気圧チェック」と「チェーンの伸び確認」をリマインド登録しています。

今回もいつものようにチェーンチェッカーをあててみたところ、0.75%以上の伸びが確認され、交換することにしました。3カ月しかもたず困ったこともありますが、今回は4カ月半もったので、まあ良しとします。


あらかじめ買い置きしておいたKMCのチェーンを取り出します。


これまではペーパータオルを敷いていましたが、どうせ真っ黒になってすぐ捨てちゃうんだから広告や新聞紙で十分ということでチラシを敷いて作業。
いつもの110コマに調整して交換します。

🚴 チェーン交換は順調、しかし異変が…

交換作業はスムーズに終わりました。最後に試運転に出てミッシングリンクを固定します。


ところが、走り出してすぐに違和感。ガタガタとチェーンが飛び、スムーズに回ってくれません。これはおかしい、とすぐに点検に入りました。

原因を探ってみると、リアディレイラーの下側プーリーが内側に斜めになっており、フロントチェーンリングからのチェーンをうまくキャッチできていない様子。チェーンがうまく乗らず、プーリーに乗り上げてガタつきを起こしていました。


🛠️ 魔改造の宿命?それとも誤差の範囲?

実は以前から、折りたたみ自転車に無理やり11速のディレイラーを搭載しているため、多少のチェーンラインのズレは「魔改造の仕様」として受け入れていました。

今回のズレも、チェーン交換前にはガタが出ていなかったので、チェーンの張りが変わったことによるごくわずかなものだと考えられます。とはいえ、プーリーだけ微調整できれば…と少し欲が出てきます。

📱 ネットの深淵に現れた、衝撃の手技

調整方法をネットで調べていると、目に飛び込んできたのはショート動画。イントネーションからするとおそらくインドの方と思われる人物が、信じられないほど大きく歪んだプーリーを、なんと素手でグイっと戻していました。

しかも、明らかにその歪みの原因は手前のディレイラーハンガー部分にあるように見えるのに、そこはスルーしてプーリーだけを修正するという強引さ。もうツッコミどころ満載です。

💪 オラオラ整備でなんとかなった話

「ここまでメチャクチャやっても大丈夫なら、こっちの微妙な歪みくらい大したことないなぁ」と思い直し、自分も力技でグイグイっと修正してみました。

結果、チェーンは見事に安定。心の中で「ありがとう、名もなき力技職人…」と呟きつつ、無事に今回のメンテナンスを終えることができました。



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