ディスクブレーキのブレーキシューがすり減ってきて、ワイヤー調整ではカバーできなくなってきました。まあもともと消耗品ですし、そろそろ交換時期かなと思い、シュー交換しようとしたところ、まさかの事態に。
ブレーキシューを調整するアジャスターが、固着して回らなくなってしまいました。最初は手で回そうとしましたが、びくともしません。次にレンチを使ってみると、アジャスターの穴までなめてしまい、完全に手の施しようがなくなってしまいました。
新品のブレーキシューは、取り付けるのが非常にタイトで、アジャスターを最大限緩めた状態でも苦労することがあります。この状況では、もはやシュー交換は無理っぽそうでした。
✨ 以前から気になっていた SRAM BB7
調べてみるとこのアジャスターカバー自体が取り外せそうなので、分解して根元から回せば動かせそうですが、以前からディスクブレーキのアップグレードをしたかったこともあり、この機会にと「SRAM BB7」を購入。
このBB7、名前の通りBB5の上位モデルです。
BB5は、片側のアジャスターだけでブレーキシューの調整を行うタイプでした。そのため、うまく調整できない場合は、ブレーキ本体の位置をずらしたり、場合によってはローターを微妙に曲げて調整したりと、手間がかかることがありました。
しかし、BB7は両側にアジャスターが付いており、左右のシューの位置を個別に調整できます。これにより、より細かく、そして簡単に調整できるようになりました。
ちなみに表面加工も少しグレードアップしていてそこもプラスポイントです。
🚲 快適な通勤への道
ワイヤー類はまだ問題なかったので、ブレーキキャリパーのみをBB7に付け替え。そして、両側のアジャスターを使ってブレーキシューの位置を調整。作業自体は比較的スムーズに完了しました。
交換後に試走。シュー交換前よりはよくなりましたが、ぶっちゃけブレーキの機構自体は同じですし、ローターも同じものなので、素のストッピングパワーとしては特にBB5と変わらない感じです。
とはいえ、これでしばらくはブレーキシュー交換不要でいけそうなので快適に通勤できそうです。
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